スマホの急激なバッテリーの減りを解決する方法

iPhoneやAndroidスマホに常につきまとうバッテリー問題

スマホを使っていると必ずつきまとうのが「バッテリー」問題です。

スマホを新しくしたくなる動機の１つに「バッテリーが持たなくなったから」というのがあります。

iPhone5Sを使って1年半ぐらいたった頃でしょうか。

「スマホが異常に熱くなりバッテリーが急激に減る」という現象が起こるようになりました。

私も格安SIMに移行の際に、端末をiPhone5SからXperia Z3に替えた理由の１つが上の現象が発生するようになったからです。

しかしながら、Xperia Z3に替えても、その後Z3からZ5 compactに換えても半年もスマホを使えば「バッテリーの減りが速い！」という悩みは無くなりませんでした。

そこで、リチウムイオンバッテリーの特性について調べたことと、バッテリーが持たない問題について、自分で色々と試して見て、効果があったものを今回紹介いたします。

リチウムイオンバッテリーの特性を知る

海外のバッテリーの専門サイトによるとリチウムイオンバッテリーが劣化する原因、長持ちさせるコツは以下のようです。

1. リチウムイオン電池は500回の充電サイクルで最大容量が80％程度まで劣化する
2. リチウムイオン電池は、短時間の充電をこまめに行う方が長持ちする
3. バッテリーが完全にゼロになるまで使うのは劣化の原因となる（過放電）
4. バッテリーがゼロの状態で長時間放置するのは劣化の原因となる
5. バッテリーがフルの状態で充電し続ける（過充電）
6. バッテリーが熱い状態は劣化を早める原因となる

充電サイクルの定義とは？

• 100％分の電力を充電した時点で1回充電サイクルが完了とカウントする
• 例えば、25％の充電を4回行った時点で1回の充電サイクルが完了したと見なす

上記の項目のうち、「えっ？そうだったの？知らなかった！」ということがもしかしたらあるかもしれません。

私はこれまではできるだけバッテリーを0に近くなるまで使ってから充電した方がバッテリーには良いと思っていたのですが、決してそうではなかったみたいで学びになりました。

バッテリーの予備知識としてまず、これらのことを頭に入れておきましょう。

スマホの基本設定をカスタマイズして節電

スマホの基本設定を変更することで消費電力を減らすことができます。

1. 液晶画面の明るさを調整する。
2. GPSをOFFにする
3. Wi-FiをOFFにする
4. BluetoothをOFFにする
5. スマホに省電力設定がある場合はONにする
6. 自動更新をOFFにする
7. アプリをこまめに終了させる

これらの設定を変更することで、バッテリーの消費はかなり改善されます。

※アプリのこまめなシャットダウンはバッテリーの消費を抑える効果は無いという説もあります。

また、一番簡単で楽な方法として、「節電アプリ」を導入する方法もあります。

節電アプリを使用するとバッテリーが長持ちするように全自動で省エネ設定に替えてくれます。

バッテリー節約アプリ「バッテリードクター」を導入する

• アプリ名：「Battery Doctor」（iOS名ではBattery Saver）
• 価格：無料
• 【iOS】iOS 4.3 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。
• 【Android OS】Android 2.1 以上

スマホを使っていると、数多くのアプリを立ち上げてしまいがちです。

それらのアプリは起動させたまま放置しておくと、バックグラウンドで起動し続けてバッテリー消費の原因となります。

今回紹介するバッテリードクター（バッテリーセーバー）を使うと、バックグラウンドで起動しているアプリをボタン１つでシャットダウンしてくれるので、スマホのバッテリーを長持ちさせることが可能です。

バッテリードクターには、主に４つの機能があります。

1. 節電診断と最適化
2. ３ステップ充電管理
3. 節電モード設定と時間帯節電設定
4. 電力消費アプリ一覧

では、１つづつ解説していきましょう。

節電診断と最適化

「バッテリードクター」を起動した画面です。画面中央の「最適化」ボタンをタップすると、節電診断が行われ、バッテリ－を消費する問題を指摘してくれます。

「今すぐ最適化」を押すとバックグラウンドで起動中のアプリがシャットダウンされ、どの程度スマホの稼働時間が延長されたかも表示されます。

無料アプリなので広告が表示されるのが玉に瑕ですね。

iPhoneのバッテリー交換については、Appleストアに持ち込んだり、街中のバッテリー交換専門の業者を利用するのも良いですが、バッテリー交換キットがamazonで販売されているので自力で交換するという手もあります。

amazonでは、「iPhoneのバッテリーと交換用の工具のセット」が販売されています。

自力でiPhoneのバッテリー交換をすると2,000円～3,000円で済みます

ただ、自力でのバッテリー交換や、非正規のiPhone修理業者へ依頼をすると、その後、Appleストアなど正規ルートでの修理依頼ができなくなる可能性も高いのでデメリットも知った上でご利用下さい。

詳しくは下の記事をお読み下さい。

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2年使ってもバッテリーの劣化がわずか！？驚きの最新技術搭載のXperia XZ

ソニーモバイルの最新機種のXperia XZには、アメリカのQnovo社と共同開発した「充電の最適化技術」が取り入れられており、この技術を使うことでバッテリーの寿命をこれまでの2倍に延ばすことが可能となっています。

充電時の電圧をコントロールする「充電の最適化技術」自体は１つ前の機種のXperia X Performanceから搭載されていましたが、Xperia XZから新たに搭載された「いたわり充電」を組み合わせることで、バッテリーのさらなる長寿命化を実現しています。

そもそもスマホのバッテリーの劣化の大きな原因の１つとして「過充電」が挙げられます。

とくに就寝時など長時間にわたってバッテリーがフル充電され続けている状態でバッテリーの劣化は進むのですが、この「いたわり充電」を使えば、ユーザー個人の生活習慣（スマホを長く充電している時間帯）を学習することにより充電速度を調節し、バッテリー容量が100％で充電し続けられる時間帯をできるだけ短くするようにコントロールしてくれます。

逆に言えば、生活サイクルの不規則な人は「いたわり充電」の機能をうまく使いこなすことができないかもしれません。

スマホのスペックの進化が徐々に緩やかになりつある昨今では、スマホのスペック面での不満よりもバッテリーの劣化により電池が持たないというバッテリー面での不満により新しい機種を購入する動機になることが多いのも事実です。

購入したスマホを長く使い続けたいという人は「充電の最適化技術」や「いたわり充電」機能のあるXperia XZを使うというのも１つの選択肢としてアリなのでは無いでしょうか。

参考：Xperia XZ（ソニーモバイル公式）

Xperia XZに関する詳細は以下の記事をご覧ください。

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まとめ

充電においてはこまめな充電がバッテリーの寿命を延ばすのに有効で、フル充電状態で充電し続ける「過充電」の状態はなるべく短くしましょう。

節電においては、液晶画面を暗くしたり、BluetoothやWi-FiをOFF、こまめにバックグラウンドで動いているアプリをシャットダウンするが有効です。

節電アプリをインストールして使ってもみるのも１つの手段でしょう。

あと、スマホの設定画面からアプリの少尉電力を確認することができるので、電力を大きく消費するアプリは削除の検討も必要です。

これらを実践することでスマホのバッテリーを長持ちさせることが可能です。それでも足りなければモバイルバッテリーを持ち歩きましょう。

何をやっても効果が無い場合や使用中に本体が熱くなってくる場合は、バッテリー自体が既に劣化している可能性があるので、その場合はバッテリー交換も検討に入れましょう。

スマホを長く使い続けたい場合は、「充電の最適化技術」や「いたわり充電」機能のあるソニーモバイルの最新機種「Xperia XZ」に機種変更するのもアリかも知しれません。

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SIMフリースマホ、格安SIMのまとめ

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]