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格安SIMのデータ無制限「使い放題」プランが人気上昇中
2017年現在、Hulu、Netflix、Amazonプライムビデオなどの映像配信サービスや、Youtube、ニコニコ動画などの映像コンテンツの普及に伴い、大容量データ通信サービスへのニーズが現在、急上昇中です。
自宅に固定のネット回線を引いている人であれば自宅でネットが使い放題ですが、一人暮らしで自宅にあまりいないという人の場合は、格安SIMのデータ使い放題サービスやモバイルルーターのWiMAXなどが気になるところではないでしょうか。
au、ドコモ、ソフトバンクの3大キャリアも月20GB以上のデータを大幅に安く使える「スーパーデジラ」「ギガモンスター」「ウルトラパック」などのプランを打ち出してきており、それに対抗してU-mobileが25GBで低価格なプランを打ち出してきたりと大容量データ通信の分野で競争が激化しています。
ここでキャリアのプランなどとも比較しながら、格安SIMのデータ使い放題サービスは本当にお得なのかをチェックしていきましょう。
速度制限なしでデータ無制限の「使い放題」を提供している格安SIM
データ通信の使い放題のサービスを提供しているMVNOは思ったより少なく「DTI SIM」「U-mobile」「b-mobile(日本通信)」「スマートモバイル」「nuro mobile」の5社となっており、料金は以下の通りです。
- DTI SIM「ネット使い放題」:月額2,200円(税別)
- U-mobile PREMIUM:月額2,480円(税別)
- b-mobile SIM高速定額:月額2,780円(税別)
- スマートモバイル LTE使い放題:月額3,480円(税別)
- nuro mobile 時間プラン(1日5時間使い放題):月額2,500円(税別)
ただ表向きには「使い放題で速度制限がない」といっても3日間で一定以上のデータ通信(366MB〜3GB)を行うと速度制限を受けてしまうケースがあるので動画コンテンツをガッツリ見るという用途には不向きなので注意が必要です。
U-mobile PREMIUM
U-mobileは速度制限なしで高速LTE通信が使い放題な「U-mobile PREMIUM」を提供しており、データ通信専用、通話通話+データ通信の2種類のプランが用意されています。
- データ専用プラン:月額2,480円(税別)
- 通話プラスプラン:月額2,980円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
U-mobileの回線速度(月別)
U-mobileの月別に1日の中で時間をずらして4回計測した平均回線速度のデータを掲載しておきますのでご参考にしてみて下さい。
U-mobile | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | PING |
---|---|---|---|
2016年5月 | 1.45 | 2.58 | 63 |
2016年6月 | 3.63 | 3.35 | 66 |
2016年7月 | 5.94 | 6.13 | 73 |
2016年8月 | 5.58 | 5.69 | 55 |
2016年9月 | 5.89 | 4.09 | 62 |
U-mobileネット使い放題まとめ
最近は回線速度に向上傾向が見られるU-mobileですが、U-mobile PREMIUMにおいても回線速度の問題とデータの使い過ぎによる速度制限の問題などがあり、動画コンテンツをガッツリ楽しむという用途にはあまり向いていません。
しかしながら家庭用のネット回線が無く、スマホでネットやSNSをガンガン使うユーザーにはおすすめできる選択肢となりそうです。
U-mobileのサービス内容、プラン料金、キャンペーンなどのまとめ記事はこちら
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/u-mobile/”]
DTI SIM「ネット使い放題」
DTI SIMは速度制限なしで高速LTE通信が使い放題な「ネット使い放題」プランを提供しており、用途に合わせて3種類のプランが用意されています。
- データプラン:月額2,200円(税別)
- データSMSプラン:月額:2,350円(税別)
- 音声プラン:月額2,900円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
DTI SIMの回線速度(月別)
いくらデータ使い放題だからといって回線速度が遅ければ結局は使い物になりません。
当サイトでは毎月MVNOごとの回線速度を計測しています。以下に1日あたり時間別に4回計測した平均速度のデータを掲載しておきますのでご参考にしてみて下さい。
DTI SIM | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | PING |
---|---|---|---|
2016年5月 | 2.77 | 2.53 | 66 |
2016年6月 | 2.83 | 5.73 | 69 |
2016年7月 | 0.87 | 6.68 | 57 |
2016年8月 | 4.98 | 2.91 | 55 |
2016年9月 | 2.45 | 2.99 | 69 |
DTI SIMネット使い放題まとめ
全てのMVNOに当てはまることですが、DTI SIMのネット使い放題プランも回線速度的に動画コンテンツをガッツリ楽しむという用途にはあまり向いていません。
データの使いすぎによる帯域制御のついては以下の公式サイトに掲載された文章もお読み下さい。
ネットつかい放題プランにつきましては、通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは通信速度が一時的に遅くなることがあります。
(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下)制御は毎日午前3:00に解除されます。
DTI SIM公式サイトより引用
上記の注意点が気にならないネットヘビーユーザーにはおすすめできる選択肢となりそうです。
スマートモバイル LTE使い放題
スマートモバイルは、速度制限なしで高速LTE通信が使い放題な「LTE使い放題プラン」を提供しており、データ通信専用、通話通話+データ通信の2種類のプランが用意されています。
- LTE使い放題プラン(データ):月額3,480円(税別)
- LTE使い放題プラン(データ+音声):月額3,480円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
スマートモバイル LTE使い放題まとめ
データ通信プランとデータ+音声通話のプランで料金が全く変わらないため、他者と比較するとデータ通信プランは割高となり音声通話プラン1択となりそうです。
「スマートモバイル LTE使い放題」も他のMVNOの使い放題サービスと同様に回線速度の問題と3日間で3GB以上のデータ通信を使うことによる速度制限の問題などがあります。
映画1本のデータ通信量が1.2GB前後と言われていますので、3日で2本ぐらいのペースだとギリギリなレベルです。
また、データの使いすぎによる帯域制御のついては以下の公式サイトに掲載された文章もお読み下さい。
通信量が他のお客様の平均通信量を著しく超えるときは、通信速度が一時的に遅くなる場合があります。
なお、現在のお客様全体における平均通信量から換算すると、3日間で利用通信総量が3GB以上となった場合、制限対象とさせていただきます。
制限後の速度は、上り下りともに200kbps以下。制限は、毎日深夜0時に解除されます。
スマートモバイル公式サイトより引用
上記の注意点を理解した上で、スマホでネットやSNSをガンガン使うユーザーにはおすすめできる選択肢に入りそうです。
nuro mobile 時間プラン
nuro mobileは毎日5時間、速度制限なしで高速LTE通信が可能な「時間プラン」を月額2,500円で提供しています。
- 毎日5時間使い放題で月額2,500円
- SMSオプション:月額150円
- 音声通話オプション:月額700円
nuro mobile 時間プランまとめ
1日5時間で容量制限なしという新しいプランは他の格安SIMにはない特徴的なプランとなっており、ライフスタイルによっては選択肢の1つに入ってくるでしょう。
例えば、日中にネットを使うのは朝の通勤時や昼休みぐらいで、夜に自宅に帰ってから3~4時間ガッツリ映画やYoutubeなどの動画コンテンツを見るといったライフスタイルの人の場合はお得な格安SIMと言えるでしょう。
ただ、nuro mobileも契約手続きはネットのみとなっているため、MNPの手続きを自分でしたことのない人にはハードルとなるかも知れません。
b-mobile SIM 高速定額
b-mobile(日本通信)は、速度制限なしで高速LTE通信が使い放題な「b-mobile SIM高速定額」を提供しており、データ通信専用、通話通話+データ通信の2種類のプランが用意されています。
- b-mobil SIM 高速定額:月額1,980円(税別)
- b-mobil SIM 高速定額 音声付:月額2,780円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
b-mobile高速定額まとめ
データ通信専用のプランは使い放題サービスの中では最も安くコスパ重視はにはおすすめです。
「b-mobile SIM高速定額」も他のMVNOの使い放題サービスと同様に回線速度の問題と大容量のデータ通信を使うことによる速度制限の問題などがあり、動画コンテンツをガッツリ楽しむという用途にはあまり向いていません。
トラフィック制御については公式サイトに掲載された以下の文章もお読み下さい。
ファイル交換(P2P)アプリケーション等に制限を設ける場合があります。また、大容量のダウンロード及びストリーミングでの連続通信については、時間帯によって制限をかける場合があります。
b-mobile公式サイトより引用
また、日本通信自体が個人向けのMVNO事業をU−NEXTに任せてMVNE事業に専念するというニュースも報道されたこともありこのサービスプランの継続も不透明なところがあります。
これから「b-mobile SIM高速定額」の加入を検討している方は「U-mobile PREMIUM」を選ぶ方が無難な選択と言えるでしょう。
2016年10月17日現在、ネットからの新規申し込みは終了しています。
家電量販店で販売されているSIMパッケージからの申し込みは可能となっているので、現在検討中の方は在庫が無くなる前に急いだ方が良さそうです。
速度制限付きでデータ無制限の「使い放題」を提供している格安SIM
速度制限付きでデータ通信の使い放題のサービスを提供しているMVNOは「ぷららモバイルLTE」「TONE」「UQモバイル」「ロケットモバイル」「Wonderlink」「ワイヤレスゲート」「Skylink mobile」の7社で、料金は以下の通りです。
- UQモバイル データ無制限:最大500Kbps(月額1,980円)
- TONE(TSUTAYA):最大600Kbps(月額1,000円)
- ぷららモバイルLTE 定額無制限:最大3Mbps(月額840円)
- ロケットモバイル 神プラン :最大200Kbps(月額298円)
- Wonderlink LTE F(panasonic):最大700Kbps(月額1,580円~)
- ワイヤレスゲート Fonプレミアムプラン:最大3Mbps(月額1,556円~)
- ワイヤレスゲート 480円プラン:最大250Kbps(月額455円~)
- Skylink mobileフリーデータコース(エレコム):最大300Kbps(780円~)
それでは各社のプランの特徴をチェックしていきましょう。
UQモバイル データ無制限【最大500kbps】
UQモバイルの「データ無制限」プランはデータ専用と音声通話の2つのプランがあり、最大500kbpsの回線速度で月額1,980円から利用することが可能です。
- データ無制限プラン:月額1,980円(税別)
- データ無制限+音声通話プラン:月額2,680円(税別)
- au回線のサービス
- ※データ通信プランには最低利用期間の縛りはありませんが音声通話プランには12ヶ月縛りがあります。
- ※最低利用期間内に解約された場合は、契約解除料(9,500円)がかかります。
- ※初期費用として、SIMパッケージ代金3,000円がかかります。
UQ mobile データ無制限プランまとめ
500kbpsの速度なので大容量のデータ通信が必要なオンライン動画コンテンツなどのサービス利用には厳しいものの、auの端末を持っていてネット、メールやSNSといった用途において通信量を気にせずに使いたい人には選択肢の1つとなるでしょう。
UQモバイルについては以下の記事でくわしくまとめていますのでこちらもご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/uqmobile/”]
ただいま、UQモバイルでは当サイト限定の最大10,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。
キャッシュバックキャンペーンの詳しい内容についてはこちらの記事をご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/uqmobile-cashback/”]
TONEモバイル【最大600kbps】
TSUTAYAが運営するTONEモバイルは、最大600kbpsの通信速度でパケット使い放題+IP電話通話基本料込みで月額1,000円のサービスを提供しています。
ドコモ回線を利用したサービスで提供している料金プランは1つなのでわかりやすく、プランをあれこれ悩む必要が無いのは初心者にとってはメリットかもしれません。
TONEモバイルの専用端末2機種
TONEモバイルは専用の端末を2機種用意しておりそれ以外の選択肢はありません。
- TONE m14 スペック
- 端末価格:19,800円
- OS:Android4.22
- CPU:クアッドコア1.3Ghz
- メモリ/ストレージ:1GB/4GB
- SIM:micro SIM×2
- 外部ストレージ:microSD(最大32GB)
- カメラ:800万画素
- バッテリー2,500mAh
- 備考:店頭での取り扱い無し・LTE非対応
- TONE m15 スペック
- 端末価格:29,800円
- OS:Android5.1
- CPU:MediaTek MT6735 64bit 1.3Ghz(クアッドコア)
- メモリ/ストレージ:2GB/16GB
- SIM:nano SIM
- 外部ストレージ:microSD(最大32GB)
- カメラ:1,300万画素
- バッテリー3,000mAh
- 備考:LTE対応・見守り機能有り
スペックを比較する限りではこれから購入するのであればTONE m15一択です。
TONE m14は端末のストレージが4GBで、そのうちの2GBがユーザー領域に設定されているので2GB分しかアプリをインストールしたりデータを保存したりすることが出来ません。micro SD(最大32GB)で外部ストレージ領域は拡張できますが、あまり多くのアプリのインストールは出来ないと考えておいた方が良さそうです。
見守り機能が充実したTONEモバイルの端末
また、TONEの端末は「見守り機能」が充実しているため、思春期の子供にスマホを持たせる時など、家族でTONEに移行すれば、スマホ料金も節約しつつ、子供のスマホ利用状況を正確に把握することが可能です。
思春期のお子さんがいる家庭では検討の余地があるのではないでしょうか。
参考:TONEモバイル
ぷららモバイルLTE 定額無制限【サービス終了予定】
ぷららモバイルLTEは最大3Mbpsの通信速度でデータ使い放題の「定額無制限」プランをを提供しています。
- 定額無制限(データ通信):月額2,760円(税別)
- 定額無制限(データ+音声通話):月額3,460円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
ぷららモバイルLTEの注目ポイントはデータ使用量による速度制限が無いことです。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランまとめ
データ使用量による速度制限が無いのは動画コンテンツを楽しみたい人にとっては大きなメリットではありますが、キャリアを含めた各社の大容量データプランが大幅に安くなってきていることもあり、コストパフォーマンスを比較してみる必要があるでしょう。
ロケットモバイル 神プラン【最大200kbps】
ロケットモバイルは200kbpsの通信速度でデータ使い放題の「神プラン」を月額298円から提供しています。
- 神プラン(データ通信):月額298円(税別)
- 神プラン(データ+音声通話):月額948円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
ロケットモバイル 神プランまとめ
自分で「神プラン」を名乗ってしまうところがちょっと面白いですが、通信速度が200kbpsともなるとメールやSNSはともかくとして、ネットの表示はかなり遅くなります。
それを踏まえた上で問題無いという人ならばロケットモバイルの神プランは選択肢の1つとしてアリだと思います。
Wonderlink LTE F【最大700Kbps】
パナソニックが運営するWonderlink Fシリーズは、最大700kbpsの通信速度でデータ使い放題の「F-使い放題700」と「F-7G」の2つのプランを提供しています。
違いは速度制限の無い高速データ通信の容量の違いとなっており、「F-使い放題700」は1GBの高速データ通信のパケットが付属、「F-7G」は7GBの高速データ通信が付いています。
- F-使い放題700(高速データ通信1GB):月額1,580円(税別)
- F-7G(高速データ通信7GB):月額2,480円(税別)
Wonderlink Fシリーズまとめ
Wonderlink Fシリーズは付属の高速データ通信のパケットを使い切った後は700kbpsの速度でデータ無制限で使用が可能となっている少し変わったプランです。
速度制限がかかったとしても700kbpsの速度が出ればメールやSNS、ネットの閲覧での使用にはあまり不便を感じることもないでしょう。
ワイヤレスゲート 【最大250Kbps~3Mbps】
ワイヤレスゲートのデータ無制限プランは用途別に以下の3タイプのプランが用意されています。
- 480円プラン(データ専用250kbps):月額480円(税別)
- Fonプレミアムプラン(データ専用3Mbps):月額1,556円(税別)
- 音声+Fonプレミアムプラン(3Mbps):月額2,760円(税別)
ワイヤレスゲートのデータ無制限プランまとめ
ヨドバシカメラのワイヤレスゲートSIMのページでは最大3Mbpsのプレミアムプランであっても速度が遅くて使い物にならないという酷評レビューが多数掲載されており、あまり評判はよろしくないようです。
レビューを気にする人は避けた方が無難かもしれません。
Skylink mobileフリーデータコース【最大300Kbps】
オフィス用品やアクセサリーで有名なエレコムが運営するSkylink mobileは最大300kbpsの通信速度でデータ使い放題の「フリーデータコース」を月額780円から提供しています。
- データ:月額780円(税別)
- データ+SMS:月額900円(税別)
- データ+SMS+音声通話:月額1,080円(税別)
- ※ドコモ回線のサービス
Skylink mobile フリーデータコースまとめ
skylink mobileは3日間で450MB以上のデータ通信をした場合、翌日1日間を100kbpsに制限されてしまうのでデータの使いすぎには注意しなければなりません。
100Kbpsに制限されてしまうとメールやSNSはともかく、ネットの閲覧時にはかなり遅くと感じる可能性があります。
BIGLOBEのエンタメフリーオプションでYoutubeのデータ消費がゼロ!?
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルでライトSプラン、12ギガプランを利用中の人が申し込めるサービスとして「エンタメフリーオプション」があります。
エンタメフリーオプションの月額料金は以下となっています。
- 音声通話SIM:月額480円
- データSIM:月額980円
この「エンタメフリーオプション」を別途付けることで以下の5つのサービスの利用時にかかるデータ通信量が毎月のデータ消費量にカウントされないのでYoutubeやAbemaVなどのヘビーユーザーにはかなりお得なオプションだといえそうです。
ライトSプラン、12ギガプランにエンタメフリーオプションを付けたときの月額料金は以下のようになります。
- データSIM:ライトSプラン(6GB)+エンタメフリー=月額2,430円(税抜)(1,450円+980円)
- データ+SMS:ライトSプラン(6GB)+エンタメフリー=月額2,550円(税抜)(1,570円+980円)
- 音声通話SIM:ライトSプラン(6GB)+エンタメフリー=月額3,130円(税抜)(2,150円+980円)
- データSIM:12ギガプラン+エンタメフリー=月額3,680円(税抜)(2,700円+980円)
- データ+SMS:12ギガプラン+エンタメフリー=月額3,800円(税抜)(2,820円+980円)
- 音声通話SIM:12ギガプラン+エンタメフリー=月額4,380円(税抜)(3,400円+980円)
参考:BIGLOBEモバイル
月に20GB以上の大容量データプランを格安で提供している格安SIM
U-mobile MAX
U-mobileは速度制限なしで高速LTE通信が25GBも使える「U-mobile MAX」を2016年の10月17日からサービスの提供をスタートしており、データ通信専用、通話通話+データ通信の2種類のプランが用意されています。
注目なのは「プラン料金」です。DMMモバイルやイオンモバイルの20GBプランの約半額という驚異的な安さで、まさに価格破壊と言っても過言ではありません。
- U-mobile MAX(データ専用):月額2,380円(税別)
- U-mobile MAX(通話プラス):月額2,880円(税別)
- 3分50回かけ放題オプション:月額500円(税別)
- ※U-NEXT Wi-Fi利用可能(公衆無線Wi-Fi)
- ※ドコモ回線のサービス
- 比較参考データ
- DMMモバイル20GBプラン(データ専用):月額4,980円(税別)
- DMMモバイル20GBプラン(音声+データ):月額5,980円(税別)
- イオンモバイル20GBプラン(データ専用):月額4,480円(税別)
- イオンモバイル20GBプラン(音声+データ):月額4,980円(税別)
U-mobile MAXまとめ
これまで紹介してきたデータ使い放題プランと比較して、U-mobile MAXは3日間の速度制限が特に設けられていないため非常に使い勝手の良いサービスになっています。
月に25GBのデータ通信はなかなか使い切れない量ですので、データ通信量による速度制限がある使い放題サービスや、他のMVNOの20GBプランに申し込むよりかはU-mobile MAXを選んだ方が結局はコスパが良さそうです。
また、通話も安く抑えたいという方には、月額500円で1回3分までの通話が月に50回までできる「3分かけ放題オプション」も用意されているので隙が無いプランですね。
※3分50回かけ放題オプションのご利用は、専用アプリ「U-CALL MAX」のインストールが必要です。
さらに、全国のカフェ・駅・空港・ホテルなど82,000ヶ所以上に設置してある公衆無線Wi-Fiが使える「U-NEXT Wi-Fi」も無料で利用が可能で、接続可能なポイントへ行くとアプリで自動接続してくれるのもポイントが高いです。
現在使い放題プランを検討中の方はU-mobile MAXも有力な選択肢になりそうです。
参考:U-mobile MAX
U-mobileのサービス内容、プラン料金、キャンペーンなどのまとめ記事はこちら
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/u-mobile/”]
キャリアの大容量プランの料金・データ量の比較
ドコモ ウルトラパック
- ウルトラデータLパック(20GB):月額6,000円(学割月額1,000円引き)
- ウルトラデータLパック(30GB):月額8,000円
- ※上記に別途かけ放題+端末料金+SPモード料金がかかります
参考:NTTドコモ(公式)
ソフトバンク ギガモンスター
- ギガモンスター20(20GB):月額6,000円(学割月額1,000円引き)
- ギガモンスター30(30GB):月額8,000円
- ※上記に別途かけ放題+端末料金+ウェブ使用料がかかります
au スーパーデジラ
- データデジラ データ定額20(20GB):月額6,000円(学割月額500円引き)
- データデジラ データ定額30(30GB):月額8,000円
- ※上記に別途かけ放題+端末料金+LTE NET料金がかかります
キャリアの大容量プラントMVNOのプランを比較してみると、(もちろんキャリアとMVNOでは回線速度は全く違いますが)回線速度をあまり重視しないという人にとってはキャリアの大容量プランはかなり割高に見えます。その点MVNOの使い放題プランやU-mobile MAXなどの大容量プランがコスパが高くて魅力的ですね。
参考:au(公式)
格安SIMの使い放題プランのまとめ
au、ドコモ、ソフトバンクの3大キャリアが月20GB以上のデータを従来よりも大幅に安く使える「スーパーデジラ」「ギガモンスター」「ウルトラパック」などのプランを打ち出してきてから、相対的に格安SIMのデータ使い放題プランのお得感がかなり薄れてきていました。
そこで、キャリアの大容量プランに対抗して月に25GBの大容量データを使えるプランを月額2,380円から利用可能という破格の値段で出してきたのがU-NEXTの「U-mobile MAX」です。
現状では他のMVNOの使い放題プランよりも回線速度、データ使用量による速度制限の面から使い勝手が良いのでネットヘビーユーザーにはおすすめできるサービスの1つです。
U-NEXTの「U-mobile MAX」に競合他社が追随していくのかが今後の見所の1つです。
格安SIM(MVNO)業者間のデータ通信量値下げ競争が一段落し、通話料金の値下げ競争が始まったと思ったら、キャリアの攻勢で再びデータ通信量値下げ戦争が勃発しています。
サービスの質が向上し、価格が下がっていくのは消費者にとってはとてもありがたいことですね。
自分の月あたりのデータ使用量を正確に把握できれば、これまで紹介してき各社のサービスプランの中からどれを選べばいいかという見当はついてくると思うので、比較検討してスマホ料金を賢く節約していきたいですね!
節約で浮いたお金を貯金したり、食事に行って楽しんだり、あなたの人生がより豊かになることを願ってやみません。