低価格帯のスマホを多くリリースしているAlcatelブランドから、3月24日に新端末Alcatel PIXI 4が発売されました。
エントリークラスの中でも最低ラインのスペックですが、1万円という価格の安さが魅力の1台です。
今回はAlcatel PIXI 4のスペックや機能、メリットとデメリット、価格など気になるところをまとめました。
購入の参考にしていただければ幸いです。
目次
Alcatel PIXI 4のスペック
Alcatel PIXI 4のスペックは以下の通りです。
機種名 | Alcatel PIXI4 |
---|---|
ボディカラー | ダークグレー、メタリックシルバー |
サイズ(H×M×D) | 140.7×72.5×9.5mm |
重量 | 約169g |
OS | Android 6.0 |
CPU | MediaTek MTK6735M 1.0GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 1GB/ROM8GB |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 5インチ液晶 2点タッチスクリーン |
解像度 | 854×480ドット |
カメラ | 背面:500万画素 前面:200万画素 |
バッテリー | 2,000mAh |
SIMスロット | microSIMスロット×2 |
通信 | 3G : B1/5/6/8/19 FDD-LTE:B1/3/19 TD-LTE:B38/40 |
対応回線 | ドコモ |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
GPS | ○ |
加速度センサー | ○ |
近接センサー | ○ |
指紋認証センサー | × |
ジャイロスコープ | × |
NFC | × |
本体価格 | 10,000円(税抜) |
取り扱い | 取り扱い1:DMM mobile 取り扱い2:NTT-Xオンラインストア |
まずSoC(CPU)はMediaTek MTK6735Mで、1.0GHzの4コアSoCです。
1.0GHzの4コアというのは現在販売されているエントリークラスの端末の中でも低スペックです。
RAMは1GB、ストレージは8GBでこちらも最低動作環境レベル。
ゲームはもちろんのこと、ブラウジングをしている時などの全体的なレスポンスも期待できないでしょう。
バッテリーは2,000mAhで大きいわけでもありませんが、重量は169gと重め。
ディスプレイは854×480ドットの2点タッチディスプレイとやはり低スペックで、全体的には2016年に発売された低価格端末gooのg06に近い作りとなっています。
Alcatel PIXI 4のカメラなど機能面について
次にAlcatel PIXI 4の機能面を見ていきましょう。
カメラ機能は背面500万画素、前面200万画素とこれまた低性能。
ソフトウェアで背面800万画素、前面500万画素に対応しているとの事なのですが、根本のカメラ性能が低ければそれを生かせないわけで、少しちぐはぐに見えます。
サウンド面ではフランスのARKAMYS社のサウンド最適化技術が使われているのが特徴的です。
こちらはスマートフォンでの再生に最適化した音質の設定をしてくれるもので、ZTEのBlade V6やBlade V7 liteにも同じARKAMYS社の技術が使われています。
ただBlade V6の時はONになっていると逆に音が大きくなりすぎるという不評もありましたので、必ずしもいい面ばかりでもないようです。
センサー類では指紋認証センサーやジャイロセンサーがなく、防水や防塵、おサイフケータイ、ワンセグも非対応です。
Alcatel PIXI 4のメリットとデメリット
Alcatel PIXI 4のメリットは以下の通りです。
- 1万円の価格
- ARKAMYS社のサウンド最適化技術を搭載
この端末の最大にしてほぼ唯一と言ってもいいメリットは、1万円という価格です。
現在NTT-Xストアなど1万円を切る価格で販売しているところもあるため、実質1万円を切る価格で買う事が可能です。
性能的にも近いgooのg06はさらに下回る7,800円で販売しているので、端末購入サポートなどの割引なしで1万円以下の端末は、現状g06とAlcatel PIXI 4の2択となっています。
ARKAMYS社のサウンド最適化技術もあって困るものでもないのでメリットとしました。
Alcatel PIXI 4のデメリットは以下の通りです。
- エントリークラスの中でも低いスペック
- au系のバンド非対応
- 防水・防塵、おサイフケータイ非対応
- 中華スマホのセキュリティ不安
まずはエントリークラスにしても低めなスペックです。
この端末とスペック的に近いgooのg06を持っているのですが、動作は全体的にかなりもっさりとしていて、メインの端末としては心もとない操作感覚でした。
あくまでサブ機や初心者の練習用として使うのが良さそうです。
また対応バンドはドコモ系で、au系には非対応です。
Alcatelは元々フランスのスマホブランドでしたが、現在の親会社は中国企業です。
実質的には中華スマホなので、セキュリティの信頼性が低いのも忘れないようにしましょう。
中華スマホのセキュリティ問題については以下の記事を参照ください。
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Alcatel PIXI 4の発売日と価格
Alcatel PIXI 4は2017年3月24日から発売されており、価格は税別10,000円となっています。
NTT-Xストアであれば現在(2017年3月27日現在)税込9,720円と1万円弱で買う事ができます。
goo g06と同様非常用のサブ機や練習用として買うのが良さそうです。
まとめ
Alcatel PIXI 4は性能や機能的には特筆するところはありませんが、1万円で買える安さが売りの端末です。
goo g06以外で1万円以下の端末をお探しの人は検討されてみてはいかがでしょうか。
Alcatel PIXI 4はDMMモバイルやイオンモバイルなどの格安SIM、またNTT-Xストアなどのネットショップや家電量販店などで販売中です。
参考:公式サイト
- 取り扱い1:DMM mobile
- 取り扱い2:イオンモバイル
- 取り扱い3:NTT-Xオンラインストア
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
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