Y!mobile(ワイモバイル)から発売されている「507SH」は国内初となるAndroid Oneブランドのスマホです。
Android OneのスマホはGoogleがメーカーと共同で開発された端末で、シンプルかつOSやセキュリティのアップデートが保証されているのが特徴です。
507SHもシンプルな機能と最低限のアプリに加え、さらにシャープならではのカスタマイズもされています。
この記事では507SHについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
507SH,Android oneのスペック
507SHのスペックは以下の通りです。
機種名 | 507SH |
---|---|
ボディカラー | スモーキーブルー、ホワイト、ブラック |
サイズ (H×W×D) | 約 142mm×71mm×8.8mm |
重量 | 約 135g |
OS | Android 7.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 1.5GHz+1.2GHz 8コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC( 最大 200GB) |
ディスプレイ | 約 5.0 インチ IGZO HD |
解像度 | 1280 x 720 ピクセル |
カメラ | アウトカメラ: 1310 万画素 インカメラ: 500 万画素 |
バッテリー | 3,010mAh |
SIM スロット | nanoSIM |
DSDS (2 回線同時待ち受け ) | × |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
NFC | ○ |
おサイフケータイ | × |
GPS | ○ |
防水 / 防塵 | 〇(IPX5/X8)/〇(IP5X) |
ワンセグ / フルセグ | ○ / × |
急速充電 | ○ |
価格 | 51,948 円 |
507SHはミドルスペッククラスのスマホです。
SoCはミドルスペックの中でも高い性能を誇るSnapdragon617で、GPUはグラフィック処理能力が高いAdreno 405なので3Dゲームもそれなりに楽しめます。
ただしメモリは2GBと多くないので、複数のアプリやメモリを多く消費するアプリを起動するのには向いていません。
SoCの性能からすれば、できればメモリも3GB以上にしてほしかったところです。
バッテリー容量は3,010mAhとミドルスペックの標準程度あり、消費電力の少ないIGZO液晶ディスプレイを搭載しているので電池持ちは良好です。
また507SHはシャープが開発しているため、シンプルなAndroid Oneブランドでありながら、防水やワンセグといった日本向けの機能も搭載しています。
Android Oneとは?
507SHは日本初となる「Android One」ブランドのスマホです。
Android OneはGoogleがメーカーと共同で開発しているスマホで大きな特徴が2つあり、その1つが「シンプルさ」です。
一般的なAndroidスマホはそのメーカーが独自の機能やアプリを追加してカスタマイズしていて、色々なアプリなどが事前にインストールされています。
ものによってはアンインストールできないアプリが常駐していて、結果的に端末のパフォーマンスが低下することもあります。
しかし、Android Oneスマホはそういったカスタマイズは最小限になっており、ほぼ「素」のAndroidです。
無駄なアプリが入っていないことで動作も軽くなるので、低スペックでも十分な性能を発揮できます。
もう1つの特徴は、アップデートが保証されていることです。
発売から一定期間は、OSのアップグレードと毎月のセキュリティアップデートが行われるようになっており、最新のOSを安心して使うことができます。
507SHのメリット・デメリット
507SHのメリットは以下の通りです。
- 国内初となる「Android One」ブランドのスマホ
- 3日間を越える電池持ち
- 防水・防塵とワンセグに対応
507SHは国内初となるAndroid Oneスマホです。
機能がシンプルでプリインストールアプリも少なく、自分好みにカスタマイズできます。
また、最新バージョンのAndroidで出荷され、発売以降も一定期間はアップデートが保証されるので、新しいOSをいち早く利用することができます。
セキュリティアップデートも提供されるので、長く安心して使うことができます。
シンプルなAndroid Oneブランドのスマホですが、シャープらしいカスタマイズもされています。
防水・防塵に対応していて水回りや雨の中でも安心して使えるほか、ディスプレイ面に特殊化学ガラスを採用しているなど耐久性が高いです。
また、日本ならではの機能であるワンセグにも対応しています。
SIMフリースマホではワンセグに対応していないものが多いので、ワンセグを使いたいユーザーには嬉しいですね。
507SHのデメリットは以下の通りです。
- おサイフケータイはなし
- RAM/ROMの容量は少ない
ミドルスペックのスマホとしてはまずまずの性能をもつ507SHですが、RAMは2GB、ROMは16GBと容量が少ないのがネックです。
CPUやGPUの性能が良くてもRAMが少ないと快適に動作しませんし、ROMが少ないと写真やアプリを使っているといつのまにか容量がいっぱいになっていた、ということもあります。
シャープ製ということもあり防水・防塵やワンセグなど国内向けの機能が追加されている507SHですが、おサイフケータイには対応していませんのでご注意ください。
507SHの価格
507SHの価格は2017年7月現在では一括払いの場合は51,948円となっています。
スペックから考えるとやや割高ですが、Y!mobileの場合は月額割引やワンキュッパ割などの割引が多数あるため、実際にはもう少し安く購入できます。
例えば新規契約でスマホプランSを契約した場合は月額割引とワンキュッパ割によって実質26,028円で購入できます。
まとめ
507SHは国内初のAndroid Oneブランドのスマホです。
機能やプリインストールアプリは標準のAndroidに近く、非常にシンプルで使いやすい構成になっています。
おサイフケータイはありませんが、それ以外の防水やワンセグといった日本向けの機能もしっかり搭載されています。
発売後もOSやセキュリティのアップデートが保証されており、シンプルながらも長く安心して使える1台となっています。
Android One 507SHは現在ワイモバイルにて取り扱い中です。
取り扱い:Y!mobile(ワイモバイル)
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
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