2017年6月30日、Y!mobileからシャープ製の「Android One X1」が発売されました。
Googleによるアップデートが保証され、常に最新のOSが使える「Android One」シリーズの最新モデルで、同シリーズで初めておサイフケータイに対応したのが特徴です。
この記事ではAndroid One X1について性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
Android One X1のスペック
Android One X1のスペックは以下の通りです。
機種名 | Android One X1 |
---|---|
ボディカラー | ホワイト、ダークパープル、ミントグリーン |
サイズ (H×W×D) | 約 152mm×74mm×8.9mm |
重量 | 約 169g |
OS | Android 7.1.1 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz + 1.1GHz 8コア |
メモリ/ストレージ | RAM 3GB/ ROM 32GB |
外部メモリ | microSDXC( 最大 256GB) |
ディスプレイ | 約 5.3 インチ IGZO液晶 |
解像度 | 1080 x 1920 ピクセル |
カメラ | アウトカメラ: 1640 万画素 インカメラ: 800 万画素 |
バッテリー | 3.900mAh |
SIM スロット | nanoSIM |
DSDS (2 回線同時待ち受け ) | × |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
NFC | ○ |
おサイフケータイ | ○ |
GPS | ○ |
防水 / 防塵 | 〇(IPX5/8)/〇(IP6X) |
ワンセグ / フルセグ | ○ |
指紋認証 | ○ |
価格 | 70,524 円 |
Android One X1のSoCはミドルスペック向けのSnapdragon 435を搭載しています。
処理速度はミドルスペックの中でもあまり速くありませんが、重たいアプリやゲームを常時使わないのであれば、普段使いは問題ありません。
RAMは3GB、ストレージも32GBでミドルスペックの平均的な容量は確保しています。
バッテリーは3,900mAhと比較的大きめの容量なのも特徴で、消費電力の少ないIGZO液晶ディスプレイを搭載していることも相まって電池持ちの良さを実現しています。
スペック面で言えば、ミドルスペックのの標準的なものはクリアしているといっていいでしょう。
おサイフケータイ、ワンセグ、防水をすべて搭載
Android One X1はシリーズで初めておサイフケータイ、ワンセグ、防水のすべてを搭載しているスマホです。
日本版のAndroid Oneシリーズはシャープと京セラからリリースされていて、防水とワンセグについては他機種でも搭載していましたが、おサイフケータイはシリーズで初めて搭載されることとなりました。
SuicaやQUICPay、FeliCa、Android Payなどのサービスに対応しており、スムーズに買い物ができおつりで小銭が増えることもないため便利です。
防水・防塵はIPX5/8・IP6X相当の性能を持ち、お風呂やキッチンでも安心して使えます。
外部接続端子およびイヤホン端子はフタがないキャップレス防水構造になっています。
使うたびにキャップを開けたり閉じたりする必要がないので楽ですね。
驚異的な電池持ちを実現
Android One X1は5.3インチクラスのスマホとしては珍しく3,900mAhという大容量バッテリーを搭載しています。
加えてディスプレイは消費電力が少ないIGZO液晶ディスプレイを搭載しているため、一般的な利用であれば4日以上という驚異的な電池持ちを実現しています。
バッテリー持ちを重視する人にとってはうれしい限りです。
Android One X1のメリット・デメリット
Android One X1のメリットは以下の通りです。
- Android Oneで初めておサイフケータイに対応
- 4日間を越える電池持ち
- 常に最新のAndroid OSを利用できる
- 1,640万画素のメインカメラ
- 広角レンズで自撮りがしやすいサブカメラ
- 指紋認証搭載
Android One X1はシリーズで初めておサイフケータイに対応し、ワンセグと防水・防塵機能も搭載しています。
Android Oneでおサイフケータイを使いたい人にとっては待ちに待った端末です。
もちろん、メジャーアップデートが保証され、いち早く最新のAndroid OSを利用できるというAndroid Oneの良いところはそのまま引き継いでいます。
セキュリティアップデートも最低2年間保証されるので安心です。
3,900mAhの大容量バッテリーとIGZO液晶ディスプレイによって4日間を越える電池持ちを実現しているのも大きなメリットですね。
IGZO液晶ディスプレイは省エネなだけでなく、高精細で非常に美しい映像を楽しむことができます。
カメラの性能も高く、メインカメラは1640万画素のCMOSセンサーを採用し、暗いところでも綺麗な写真を撮影できます。
オートフォーカスも位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッドAFを採用し、素早いピント合わせが可能です。
サブカメラは広角レンズを搭載しており、自撮りをする際も風景を含めた写真を撮りやすくなっています。
Android One X1のデメリットは以下の通りです。
- スペックは低め
- 価格が高い
Android One X1はおサイフケータイにワンセグ、防水・防塵、カメラなど機能が充実していますが、スペックそのものはミドルスペックの中でもそれほど高くありません。
搭載されているCPUはミドルスペックモデルなので、3Dゲームなど負荷の大きいアプリは難しいでしょう。
そしてスペックがあまり高くないにもかかわらず、価格はハイスペックスマホ並みと高めです。
Android Oneでなくてもよい、おサイフケータイやワンセグは使わないという人であれば他の端末を使う方がお得でしょう。
Android One X1の価格
Android One X1の価格は2017年7月現在では一括払いの場合は70,524円となっています。
性能を考えるとかなり割高ですね。
ただしY!mobileの場合はスマホプラン割、ワンキュッパ割といった割引が発生するため、実質負担額はもう少し安いです。
例えば新規契約でスマホプランMを契約し、分割払いを選択した場合の実質価格は20,736円となります。
まとめ
Android One X1はAndroid Oneシリーズで初めておサイフケータイに対応したスマホです。
最新のAndroid OSをいち早く利用できるAndroid Oneの特徴はそのままに、おサイフケータイ、ワンセグ、防水・防塵に対応し、4日以上という驚異の電池持ちを実現しています。
スペックはあまり高くありませんが、Android Oneでおサイフケータイを使いたいならAndroid One X1がおすすめです。
Android One X1はワイモバイルにて取り扱い中です。
取り扱い:Y!mobile(ワイモバイル)
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