SHARPから発売されたAQUOS Sense lite SH-M05は2017年の秋モデル、AQUOS SenseシリーズのSIMフリーモデルです。
SHARPはこれまでもAQUOSシリーズのSH-M03やM04などSIMフリーモデルを投入してきた数少ない日本メーカーの1つで、防水・防塵などの堅朗性、おサイフケータイといった海外製のSIMフリースマホではあまり対応していない機能を搭載してきました。
そんなAQUOSシリーズ発売したての最新作、AQUOS Sense lite SH-M05をBIGLOBEモバイルさんから実機をお借りできたので実際にテストや動作確認をしてみた結果をまとめます。
皆様のスマホ選びの参考にしていただければ幸いです。
またBIGLOBEモバイルの特徴的なサービスの「エンタメフリーオプション」などを実際に使ったレポートもありますので、よろしければ併せてごらんください。
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目次
AQUOS Sense lite SH-M05の開封と内容物確認
AQUOS Sense lite SH-M05は丸みを帯びたデザインで、手に持つと肌触りのよさ、手になじむ感覚がありました。
防水対応のため他機種に比べると厚みが少しあるものの、気になるほどでもありません。
最近多いガラス仕上げの外装よりも温かみがあり、老若男女問わず使えるデザインだと思いました。
SIM挿入~セットアップ
AQUOS Sense lite SH-M05のプリインストールアプリはgoogle関連の基本的なものに加え、おサイフケータイアプリ、AIアシスタントのエモパー、万歩計機能など健康をサポートするからだメイト、シャープのスマホAQUOSシリーズの情報が見られるSHSHOWが入っています。
SIMフリー版ということもあって、キャリア製の不必要なアプリが大量に入っていたりはしません。
端末の動作に影響を及ぼすようなものもないので、安心して自分好みの構成にすることができます。
AQUOS Sense lite SH-M05のベンチマーク結果とデレステの動作を確認!
AQUOS Sense lite SH-M05のSoCはSnapdragon430を搭載しています。
このSoCは前機種のSH-M04と同じSoCで、他社ではZenFone3 Laserなどに搭載されており性能的にはエントリーとミドルクラスの中間といったところです。
実績のあるSoCなので安定した性能を示すと思われますが、まずはベンチマークで実力を測ってみたいと思います。
ベンチマークスコアは43337。
ZenFone3などのミドルスペックスマホに搭載されているSnapdragon625のスコアが概ね6万台前半なので、性能通りエントリーとミドルの中間くらいの結果でした。
次にゲームアプリ。おなじみのデレステでチェックしてみます。
上位モデルにあたるSnapdragon625では3D標準では全く問題なし、3Dリッチではカクつきが出てちょっと厳しいというのが平均的な評価です。
今回は3D標準を中心に、3Dリッチでもゲームをプレイしてみました。
試してみたのは「Halloween code」「あんきら!?狂騒曲」「Yes!Party Time!!」の三曲。
結果は三曲とも問題なく最後までプレイできました。
スクリーンショットを見るとジャギーが目立ちますが、プレイ中は気になりません。
3Dリッチモードでもプレイしましたが、やはりフレームレートが安定せず場面によってはカクつくので、タイミング勝負の音ゲーでは厳しいという結果に。
AQUOS Sense lite SH-M05は平均的な3D能力はあるものの、負荷の高い3D表現は厳しいというSoCの性能通りの評価となりました。
AQUOS Sense lite SH-M05のバッテリーの持ちをチェック!
次にバッテリーの持ちをチェックしてみます。
AQUOS Sense lite SH-M05のバッテリー容量は2,700mAhで、他社の同価格帯のものと比べても平均的な容量です。
バッテリー容量が100%の状態からYoutube動画を1時間再生してみた結果がこちら。
残量は91%で9%の減り。
動画再生なら、フル充電からなら10時間ほど使える事になります。
仕事や学校などに持って行く分には十分ですし、休日などでスマホを触る機会が多い場合も、ゲームなどバッテリー消費が激しいアプリを数時間連続でプレイするのでなければ終日問題なく使えるでしょう。
AQUOS Sense lite SH-M05のカメラ映りをチェック!
AQUOS Sense lite SH-M05のカメラ性能は背面1310万画素、前面500万画素で、現在のスマホでは標準的な性能です。
今回もうめきたガーデンでカメラの試し撮りをしてみました。(※写真はクリックで拡大)
今回は基本オートで撮影しましたが、逆光気味だったりフレーム内の明るさに差があったりしても問題なく撮影できました。
カメラモードも標準のオートの他、「くっきり」や「ふんわり」など撮影したいイメージに合わせて設定をしてくれる「おすすめプラス」、最近テレビなどでしばしば見る「タイムラプス」、カメラを向けておけば花火を自動で撮影してくれる「花火撮影」、インカメラを使った手鏡モードなどが用意されています。
AQUOS Sense lite SH-M05の指紋認証、エモパーなどその他の機能について
AQUOS Sense lite SH-M05の指紋認証センサーはディスプレイ下部ですが、気になったのはセンサー部の狭さ。
過去のレビューではこれよりも大きいサイズでも失敗することが結構あり不安だったのですが、全く問題なく認証されます。
むしろ今までレビューした機種の中では一番失敗が少なかったかも‥?というくらいで、使い勝手はかなり良好でした。
またAQUOSシリーズには「エモパー」というAIが登録されているのですが、使ってみるとなかなか楽しい機能でした。
基本的にはsiriやgoogleアシスタントと同じように色んな情報を教えてくれるのですが、エモパーの場合はこちらから尋ねるだけでなく、積極的に話しかけてくれるのでより親しみが持てる作りになっています。
デフォルトでは家の座標を登録すると家の中だけ音声でしゃべりかけてくれる設定になっているので、外出先でいきなり声がすることもありません。(話しかける場所や音量は設定で変更可能)
スリープ状態でも本体の傾き変化などのトリガーでエモパーが動作するので、朝端末を触ると起動して現在の時間や今日の天気などを教えてくれます。
私は基本自力で調べるタイプなのでsiriもgoogleアシスタントも使わないのですが、自動で起動して話しかけてくれると結構嬉しいものです。
万歩計機能にも連動し日常生活のカロリー消費の目安にも使えるなど、日常生活を少し手助けしてくれるエモパーは使ってみて初めてわかる良さを感じました。
またSH-M05のディスプレイにはIGZO液晶が使われているのですが、今回実際に見てみてはっきりと鮮やかさの差を感じました。
普段使っているZenFone3と比べると明らかに色が鮮やかに出ており、このあたりはさすが液晶のシャープといったところです。
AQUOS Sense lite SH-M05のレビューまとめ
以上、AQUOS Sense lite SH-M05についてレビューしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
前作のSH-M04と比べるとSoCなどスペック面が据え置きに近いですが、使い勝手そのものは悪くありません。
おサイフケータイや防水機能、エモパー、IGZO液晶ディスプレイに代表されるSHARPというブランドの安心感を様々な面で感じる作りになっています。
下手に海外製のスマホに手を出して失敗したくない、という人はAQUOS Sense lite SH-M05を検討してみてはいかがでしょうか。
AQUOS Sense lite SH-M05はBIGLOBEモバイルにて取り扱い中です。
以下は今回と同じくBIGLOBEモバイルさんにお借りした端末の実機レビュー記事です。
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