WiMAXのメリットとデメリット
WiMAXとは、モバイルのWiFiルーターのことで、月額利用料は無制限で自宅でも外出先でも使えるWiFiルーターです。通信速度も速く、場合によってはLTE回線以上の高速通信が可能となりますので、大容量のデータをモバイルで受信したい人にとってはまたとないサービスです。WiMAXを導入するときには、そのメリットとデメリットについて知っておく必要があります。
WiMAXのメリット- 家でも外でも使える
WiMAXのメリットその1は、家でも外でも使えることです。WiMAXの通信用の機械はとても小さいため、外出先への携帯も負担になりません。光回線の場合は自宅でしか利用できませんが、WiMAXは電波が届くエリアであればどこでも使えます。
- 工事不要
WiMAXのメリットその2は、回線工事が不要なことです。アパートやマンションに住んでいる場合には回線工事を大家さんに伝えなければなりませんが、WiMAXは工事不要のため賃貸に関するトラブルが発生することがありません。
- 広いエリアで使用可能
WiMAXのメリットその3は、広いエリアで使用可能であることです。WiMAXは全国でもカバー率90%以上、主要都市に至っては99%以上となっており、今後さらにエリア拡大の見込みもあり、電波が届かないという不便さを感じることは少ないでしょう。
- リーズナブルな料金
WiMAXのメリットその4は、リーズナブルな料金です。広いエリアで使用可能で、高速の通信速度があり、外出先でも使用可能であるという便利さがありながら、利用料の月額平均は3800円程度となっています。プロバイダやサービスによって違いはありますが、安ければ3000円位からのプランもあります。
WiMAXのデメリット- 電車ではつながりにくい
WiMAXのデメリットその1は、電車ではつながりにくいということです。WiMAXは高速の移動による電波の切り替えに弱いという性質があり、電車などの移動の際には回線状態が厳しくなるといわれています。バス程度の速度であれば対応可能ですが、特に住宅地を走っている電車や新幹線などの場合は利用が難しいと感じるようです。
- 地下もつながりにくい
WiMAXのデメリットその2は、地下もつながりにくいことです。WiMAXは、電車などの高速移動の乗り物だけではなく、建物の地下、奥、また高い場所も回線状態が厳しくなります。壁などの障害物に対して電波が弱くなる傾向にあり、そのようなところで通信をしなくてはならない人にとっては不便さを感じることもあります。
WiMAXの選び方
- 予算
WiMAXを選ぶときには、自分が月額でいくらまでWiMAXの予算をとれるのか決めてプランを選ぶ必要があります。月々に通信料として無理なく支払えるプランを選ぶと長続きします。
プランの多くはデータ容量7BGを超えると速度制限がかかるプラント、ギガ放題という無制限のプランがあり、自分の利用料に合わせたプランを選びましょう。安いにこしたことはないですが、実際に使い始めてから思った以上に使用して、月の後半は速度制限がかかりっぱなしということになるとそれもストレスですので、よく吟味して選ぶことが大切です。
- 必要な容量
WiMAXを選ぶときには、必要な容量について検討しましょう。特に一か月の間に高画質の動画を何本も見たり、ビデオチャットを友達と毎日のようにする人、オンラインゲーム、も欠かせないという人は容量が大きくなる可能性がありますので、あらかじめ容量に余裕のあるプランを選びましょう。
- どこで使うか
WiMAXを選ぶ際にはどこで使うかもポイントです。自分が主に使う場所の通信状態についても確認してから利用することをおすすめします。どのプロバイダと契約するにせよ、通信について不安な点があれば店頭で質問をしましょう。