「京セラ DIGNO Phone」は2017年3月17日にUQ mobileから発売された端末です。
最近ではスマホが当たり前になっていますが、使い勝手の良さや機能のシンプルさなどから現在でもガラケーを使っている人は多く、中には格安SIMでもガラケーを使いたい人もいるでしょう。
このDGINO Phoneはそういったニーズに答えた端末で、見た目はガラケーそのもので機能もほぼ同一ですが、OSにAndroidを使っていることからガラケーとスマホの中間という意味で「ガラスマ」もしくは「ガラホ」と呼ばれるものです。
性能的にはこれまでのガラケーよりも高性能で使い勝手は変わらない、ガラケーを使い続けたい人のための端末です。
今回は京セラ DIGNO Phoneのスペックや特徴、価格など気になる点についてまとめましたのでご覧ください。
目次 [目次を隠す]
京セラ DIGNO Phoneのスペック
京セラ DIGNO Phoneのスペックは以下になります。
機種名 | KYOCERA DIGNO Phone |
---|---|
ボディカラー | グレイ、ホワイト |
サイズ(H×M×D) | 約113×51×16.7mm |
重量 | 約130g |
OS | Android 5.1.1ベース※ |
CPU | Qualcomm Snapdragon 210 1.1GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 1GB/ROM 8GB |
外部メモリ | microSDHC(最大32GB) |
液晶 | 約3.4インチ |
解像度 | 854 x 480 ピクセル |
カメラ | 800万画素 |
バッテリー | 1,500mAh |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n |
GPS | 〇 |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
防水/防塵 | 〇(IPX5/8) / 〇(IP5X) |
本体価格 | 29,916円 |
※Google Play非対応
ガラホに求められる性能はスマホほど高くないため、一般的なスマホよりも性能が低めです。
前述しましたがOSはAndroidがベースになっていて、Google Playは使用できませんがメールや電話、インターネットなどは問題なく利用できます。
元々通話、メール、ブラウジングがメインの機能であり、使う側もガラケーとしての機能を満たせれば問題ないので、性能的には十分でしょう。
DIGNO Phoneの見た目や操作感はガラケーそのもの
DIGNO Phoneはこれまでガラケーを使っていた人が引き続き快適に利用できるようになっているのが特徴です。
折り畳み式で開くと上側に液晶画面、下側に物理キーボードがあり、閉じた状態でも時刻が分かるサブディスプレイを搭載しているなど、外見は馴染みのあるガラケーのままです。
メニュー画面や操作方法なども変わりないので、これまでガラケーを使っていた人も違和感なく、すんなりと使えるでしょう。
ガラケーでは当たり前だった機能もしっかり搭載
DIGNO Phoneは見た目や操作感に加え、機能もガラケーを引き継いだ形になっています。
防水・防塵に対応しており、折り畳み式なので雨や水しぶきがかかっても内部は濡れにくくなっています。
さらにアメリカ国防総省が制定した調達規格に準拠した耐衝撃も備えており、耐久性は非常に高いです。
また、ワンセグやおサイフケータイ、赤外通信なども問題なく使えます。
SIMフリースマホではこれらの機能が使えないものも多いですが、ガラケーを使っている人にとってはどれも必要な機能です。
京セラ DIGNO Phoneのメリット・デメリット
京セラ DIGNO Phoneの主なメリットについては以下の通りです。
- ガラケーと同じ操作性や機能
- 防水・防塵に加え耐衝撃も備えた耐久性の高さ
- 電話を快適に出来る機能を多数搭載
- シンプルで高級感あふれるデザイン
DIGNO Phoneのメリットは慣れ親しんだガラケーそのままの見た目や操作感、機能を備えていることです。
防水・防塵に加えて耐衝撃を備えているので、デリケートなスマホと違い少々落とした程度では壊れる心配もありません。
ガラケーというとやはり電話をメインに使う人が多いと思いますが、DIGNO Phoneは電話が快適になる機能が多数搭載されています。
京セラの独自技術「スマートソニックレシーバー」は音と振動で相手の声を伝える技術で、周りが騒がしい場所でも、相手の声をはっきり聴くことができます。
また、電話相手の声を聞き取りやすいように調整できる「聞こえ調整」も搭載しているほか、LTE回線を利用して高音質の通話ができる「au VoLTE」にも対応しています。
主なデメリットについては以下の通りです。
- GooglePlay非対応
- LINEが使えない
- 単純な性能は低い
DIGNO Phoneのデメリットとは、やはりGoogle Playに非対応なところです。
Android搭載スマホであればGoogle Playから豊富なアプリをダウンロードし、自由に使うことができますがDIGNO PhoneはGoogle Playが使えないので、使えるアプリは限られます。
あくまでもガラケーとして、メールや電話だけを使うという人が多いでしょうし、そういった人であれば問題ありません。
でも、ちょっとでもアプリやゲームを楽しみたいのであれば、やはりGoogle Playに対応しているスマホのほうが良いでしょう。
またDIGNO PhoneはLINEも使えません。
ガラホによってはLINEに対応しているものもあるようですが、DIGNO Phoneは残念ながら対応していないようです。
基本はメールや電話だけどLINEも使いたい、という人は注意してください。
京セラ DIGNO Phoneの価格
DIGNO PhoneはUQ mobileのみで購入することができ、一括払いの場合は20,844円、分割払いの場合は初月のみ972円で2カ月目以後は864円の24回払いとなっています。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」に加入している場合はンスリー割が適用され、分割払いでは実質0円、一括購入でも分割料金と同額の月864円がプラン料金から差し引かれますので、両プランに加入する人であればDIGNO Phoneをほぼ負担なしで購入することができます。
京セラ DIGNO Phone まとめ
京セラ DIGNO Phoneは格安SIMでもこれまで通りガラケーを使いたいという人におすすめのガラホです。
使い勝手はガラケーそのもので、加えて耐久性の高さや電話の音質の良さなど、これまでのガラケーよりもスペックが高くなっています。
ガラケー自体の製造や出荷はどんどん減ってきていますが、仕事で使う人や高齢者の人などを中心にまだまだガラケーは需要があります。そういった人にとっては、DIGNO Phoneは有効な選択肢の1つとなるでしょう。
京セラ DIGNO PhoneはUQモバイルにて取り扱い中です。
取り扱い:UQモバイル
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