5月よりドコモとauから発売が開始されているSamsungの最新スマートフォンGalaxy S7 edgeは最新フラッグシップモデルの持つハイスペックとデザイン性などでこれまでGalaxyシリーズを使っていない人も含め
好評を得ている機種です。
最近はスマホの高スペック化も進んでいて、少し前のモデルが見劣りする事も多くなっているのでGalaxy S7 edgeへの買い換えを考えている人も少なからずいるのではないでしょうか。
そこでiPhoneなどの人気機種で行ったように、Galaxy S7 edgeを各キャリアで2年間使った際の支払総額とSIMフリー版をMVNOで運用した際のトータルコストを計算してみました。
もしも、計算が間違えている部分があればご指摘下さい。
各キャリアの計算についてはGalaxy S7 edgeをMNPで購入したと仮定した時のシミュレーションです。
目次
docomoでGalaxy S7 edgeを購入した場合
- 月額料金
- カケホーダイライトプラン:1,836円
- SPモード:324円
- データMパック(5GB):5,400円
- 合計:7,560円
- ※カケホーダイライト:1回5分までの通話が無料(回数制限なし)
- Galaxy S7 edge端末料金
- Galaxy S7 edge 本体価格:93,960円(分割支払総額)
- 機種分割料金(24回):3,915円
- 月々サポート(24ヶ月):-1,890円(総額45,360円)
- 実質端末料金:48,600円(月額2,025円)
月額料金合計:7,560円+2025円=9,585円
24ヶ月支払総額:230,040円
- ※ドコモのGalaxy S7 edgeは端末購入日から6か月以上経過でSIMロック解除可能
- ※ドコモ回線のMVNOで使用可能(SIMロック解除不要)
- ※SIMロック解除後はキャリアを問わず利用可能
- ※「カケホーダイライトプラン」では「データSパック」選択不可。
- ※「データSパック」を選んだ場合、月々サポートの割引がトータルで10,368円減らされるので注意。
auでGalaxy S7 edgeを購入した場合
- 月額料金
- スーパーカケホプラン:1,836円
- LTE NET:324円
- データ定額5(5GB):5,400円
- 合計:7,560円
- ※スーパーカケホ:1回5分までの通話が無料(回数制限なし)
- Galaxy S7 edge端末料金
- Galaxy S7 edge 本体価格:98,280円(分割支払総額)
- 機種分割料金(24回):4,095円
- 毎月割(24ヶ月):-1,746円(総額41,904円)
- 実質端末料金:56,376円(月額2,349円)
月額料金合計:7,560円+2,349円=9,909円
24ヶ月支払総額:237,816円
- ※auのGalaxy S7 edgeは購入から180日後にSIMロック解除可能
- ※mineoまたはUQ mobile(au回線)で使用可能(SIMロック解除不要)
- ※SIMロック解除後はキャリアを問わず利用可能
Galaxy S7 edge(SIMフリー)端末料金(2016/6/22)
- エクスパンシス
- 端末料金:73,850円+送料0円+関税3,500円(※)=77,350円
- ※概算
- etoren(イートレン)
- 端末料金:74,862円+送料2,352円=77,214円(関税込み)
- 端末取り扱い店1:エクスパンシス(日本語対応)
- 端末取り扱い店2:etoren(日本語対応)
- (端末支払い:一括払い)
- 月額料金
- mineo Dプラン/デュアルタイプ(3GB):月額1,728円
- MNP事務手数料:3,000円(初回のみ)
- 月額料金合計:1,728円
- 参考:mineo ドコモプラン(ケイ・オプティコム)
- 端末価格:77,350円(エクスパンシス)/77,214円(etoren)
- 24カ月料金合計:1,728円×24カ月=41,472円
- 24ヶ月支払総額:118,822円(エクスパンシス)/ 118,686円(etoren)
キャリアとSIMフリー+MVNOとの組み合わせの比較で2年でトータルコストに11~12万円の違いが出る結果となりました。
※Galaxy S7 edgeの場合どのMVNOでも使えるのですが、auの3G帯は非対応(LTEは対応)ですのでdocomo系がおすすめとなります。
Galaxy S7 edgeにおすすめのMVNO(格安SIM)サービス
LINEモバイル SNSデータ消費ゼロが魅力
LINEモバイルはメッセンジャーアプリLINEでおなじみのLINE株式会社が運営する格安SIMです。
回線はドコモで、回線速度については当サイトでも定期的にチェックしていますが、UQモバイルには及ばないものの格安SIM全体の中ではトップクラスに迫る速度が出ています。
LINEモバイルの場合は、まだサービスを開始して間もないこともあり、ユーザー数が他の格安SIM業者と比べて少ない(回線が空いている)事も考慮に入れておいたほうが良さそうですが、現時点においてはかなりおすすめできる格安SIMと言えるでしょう。
LINEモバイルのメリットの1つとして、他のMVNOではできないLINEの年齢確認を登録することが可能な点です。
年齢確認を登録することにより、LINEアプリで友達をID検索することが可能になるのでLINEのヘビーユーザーにとっては利便性が高いです。
LINEモバイルのメリットの2つめとして、LINEやtwitter、FacebookといったSNSでの通信費が無料(=データ使用量としてカウントされない)になることが挙げられます。
月1GBのデータ通信が使えて月額500円のLINEフリープランでは、LIENアプリのメッセージや写真投稿だけでなく、LINE通話、ビデオ投稿などもデータ使用量に一切カウントされないので、LINEのヘビーユーザーにはかなり嬉しいプランとなっています。
また、LINEフリープランの上位のコミュニケーションフリープランを選ぶと、LINEにプラスしてTwitter、Facebook、Instagram使用時のデータ通信量が一切カウントされなくなるのでSNSのヘビーユーザーにオススメです。
LINEモバイルのサービス内容、料金プラン、キャンペーンなどについての詳しい情報はこちらにまとめています。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/linemobile/”]
mineo(マイネオ) auとドコモの両回線対応で柔軟性が魅力
今回もmineoが一押しのMVNOとなっています。
mineoは関西電力グループのケイ・オプティコムが運営しており、au回線、ドコモ回線両方に対応したマルチキャリアMVNOとして有名。
使える端末が幅広く、家族でau端末、ドコモ端末とバラバラの場合でもそろって移行しやすいのが利点です。
家族間でパケットシェアが可能で、家族割り引き、複数回線割り引きなどの各種割り引きサービスも嬉しい。
mineoは管理人も音声通話+データ3GBのプランを1年ほど使っており、特に不満な点も無いので自信を持っておすすめできます。
月額料金ですが、音声通話をほとんど使わず、LINEの無料通話などで済ませているので1,750円程度で済んでいます。
mineoの料金プランやサービスについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mineo%e3%81%ae%e9%80%9f%e5%ba%a6%e3%80%81%e8%a9%95%e5%88%a4%e3%80%81%e6%96%99%e9%87%91%e3%80%81%e4%bb%8a%e5%ae%9f%e6%96%bd%e4%b8%ad%e3%81%ae%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%83%b3/”]
Galaxy S7 edgeの技適に関する注意点について
Galaxy S7 edge発売の記事でも触れましたが、海外モデルは技適マークがありません。
そのため日本国内にて使用する場合、通信には問題なくとも電波法に違反する事になるので購入の際はあくまで自己責任でお願いいたします。
あと、Galaxyの発火問題について世間では大きな話題になっていますが、未だに騒動は収束の兆しが見えていません。
参考:サムスン S7に「安全宣言」出すも、発火問題は収まらず(forbs JAPAN)
購入の際に運悪く発火する端末を引いてしまう可能性もゼロではありませんので、こうした注意点を確認の上、購入を検討ください。
まとめ
iPhoneSEの時も同様の比較を行いましたが、Galaxy S7 edgeの場合は端末価格が高い事もあり、さらにその差が大きくなりました。
docomo、auの両キャリアと比較すると半額以下で手に入れることができます。
キャリアは「定額の話し放題」があるので通話をする人はキャリアがいいと言われていましたが、MVNOでも話し放題プランを導入する流れが加速しており、現在はまだ通話品質などでキャリアが上ではあるもののそのアドバンテージも今後はどんどん少なくなっていくことが予測されます。
MVNOの場合お昼などのピークタイムには通信速度が遅くなりますが、LINEのメッセージ交換のような通信量が少ないものであれば問題ありません。
ピークタイムの通信スピードと話し放題は、この差額、2年で10万円以上を払っても手に入れたいものでしょうか?
少なくとも私はこの差であればMVNOを選択します。
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[clink url=”https://www.simfree-life.jp/xperia-x-performance%e3%82%82%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%82%8asim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%89%88%e6%a0%bc%e5%ae%89simmvno%e3%81%8c%e5%ae%89%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%81%8a%e5%be%97%e3%81%aa/”]
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]
主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。
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