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iPhone7/7Plusがついに発表!
9月8日にアメリカで行われたappleの新製品発表会にてiPhoneの新機種、iPhone7とiPhone7Plusが発表になりました。
9月9日午後4時1分予約開始、16日発売開始となっています。
そのおおまかな仕様はイヤホンジャックの廃止、カメラの2レンズ化など過去にリークされた通りでしたが、それ以外にも色々な新しい仕様も見受けられました。それではまずはiPhone7と7Plusのスペックを確認しましょう。
機種名 | iPhone7 | iPhone7 Plus |
---|---|---|
ボディカラー | ジェットブラック、ブラック、シルバー、ローズゴールド | ジェットブラック、ブラック、シルバー、ローズゴールド |
サイズ(H×M×D) | 138.3×67.1×7.1mm | 158.2×77.9×7.3mm |
重量 | 138g | 188g |
OS | iOS10 | iOS10 |
CPU | A10 Fusionチップ+ 組み込み型M10モーションコプロセッサ | A10 Fusionチップ+ 組み込み型M10モーションコプロセッサ |
メモリ/ストレージ | RAM 非公表/ROM 32GB,128GB,258GB | RAM 非公表/ROM 32GB,128GB,258GB |
外部メモリ | 非対応 | 非対応 |
液晶 | 約4.7インチ | 約5.5インチ |
解像度 | 1334 x 750ピクセル | 1920 x 1080ピクセル |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素 ×1 インカメラ:700万画素 | アウトカメラ:1200万画素 ×2 インカメラ:700万画素 |
バッテリー | 非公表 | 非公表 |
通信 | FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、27、28、29、30) TD-LTE(バンド38、39、40、41) TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A) CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz) UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) | FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、27、28、29、30) TD-LTE(バンド38、39、40、41) TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A) CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz) UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n | IEEE 802.11 a/b/g/n |
GPS | ○ | ○ |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.1 |
加速度センサー | ○ | ○ |
近接センサー | ○ | ○ |
指紋認証センサー | ○ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ | ○ |
本体価格 | 7万2800円~ | 8万5800円~ |
iPhone7のCPUはiPhone6より2倍高速化。さらに防塵、防水機能など新たに対応した機能も
スペック面ではまずCPUはiPhone6のA9プロセッサに代わりA10 Fusionプロセッサが新たに搭載されています。
A10 Fusionプロセッサは64bitの4コアチップで、appleの発表ではiPhone6sより40%、iPhone6より2倍の処理能力が向上し、グラフィックの処理速度ではiPhone6の3倍に向上しているとのことです。
またiPhone7では防水、防塵にも対応しています。
iPhoneは高級機ということもあってトイレ、お風呂、突然の雨など日常のいろいろな場面に潜む水の危険を気にしなくて良くなったのは嬉しいですね。
対してバッテリーはiPhone7 PlusではiPhone6s Plusより最大1時間、iPhone7はiPhone6sより最大2時間長くなっているとのことで、使える時間は長くなっているようですがわずかな向上に留まっています。
内部ストレージはiPhone6の32GBと128GBに加え256GBモデルも登場しましたが、64GBがないのは相変わらずです。
ディスプレイも輝度が上がったこと以外はほぼ変化なし、サイズもiPhone7 PlusとiPhone 6s Plus、iPhone7とiPhone 6sのサイズは同じです。
重さもiPhone7が138g、iPhone7 Plusが188gで、iPhone 6sと6Plusの143g、192gから少しだけ軽くなっていますがほぼ変わらずです。
イヤホンジャックが廃止になり、Lightning端子に一本化された事は賛否両論あると思います。
Lightningからイヤホンジャックへの変換ケーブルが同梱されるので接続そのものに困るわけではありませんが、その場合充電と両立できないことなど、有線接続で使いたい人には不便が出るケースが想定されます。
appleはワイヤレス化を進めたい思惑があるようですが、この決断がどう影響するかはまだ未知数です。
iPhone7 Plusはデュアルカメラでどう変わる?
iPhone7 Plusにはデュアルカメラが搭載されていて、フロントカメラに2つのレンズが付いています。
2つのレンズはそれぞれ広角レンズと望遠レンズになっており、2倍の光学ズームを実現しています。
これまではデジタルズームしかなかったのでズームすると荒くなっていましたが、光学ズームのできる範囲ではその心配はなくなりました。
また両方のレンズを使うことで人物などの被写体の背景がボケた、いわゆる被写界深度の浅い写真を簡単に撮影できるようです。
レンズの明るさを示すF値はiPhone7と共通でF1.8となり、iPhone6のF2.2よりも暗い場面での撮影にも対応できます。
その他にもiPhone7と共通の機能として光学式手ブレ補正があり、更にiOS10では写真のRAW記録にも対応するとの事です。
2倍の光学ズームと被写界深度の浅い写真にどれだけの価値を見出せるかでデュアルカメラの評価は変わってくるでしょう。
iPhone7がApplePayでおサイフケータイへ対応!
今回日本向けの仕様として、ApplePayの導入とおサイフケータイへの対応がありました。
現在対応しているのはモバイルsuica、iD、QuickPayの三種類となっており、その他のEdyやNanaco、WAONには非対応となっています。
おサイフケータイに使われるFelicaという非接触式ICカード技術の導入には専用チップが必要なことから、日本の電子マネーに対応する為にiPhone7にチップを組み込んだことになります。
iPhone7におけるappleの日本市場への並々ならぬ意気込みが感じられます。
ただ現在おサイフケータイを使っている人からすれば対応する形式はもっと増やしてほしいところでしょうから、今後のアップデートいかんでその評価も変わってきそうです。
おサイフケータイに対応したSIMフリースマホのまとめ記事もご参考にしてください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E3%80%902016%E5%B9%B4%E7%89%88%E3%80%91%E3%81%8A%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%8C%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8Bsim%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9E-2/”]
iPhone7、iPhone7Plusの価格はそれぞれ7万2800円と8万5800円
iPhone7とiPhone7Plusの価格ですが、アップルストアでの価格は以下の通りです。
32GB | 128GB | 256GB | |
---|---|---|---|
iPhone 7 | 72,800円(税別) | 83,800円(税別) | 94,800円(税別) |
iPhone 7 Plus | 85,800円(税別) | 96,800円(税別) | 107,800円(税別) |
またキャリアでもauでは既に価格が発表されており、それぞれ以下のようになっています。
32GB | 128GB | 256GB | |
---|---|---|---|
iPhone 7 | 79,200円(税込) | 90,720円(税込) | 102,600円(税込) |
iPhone 7 Plus | 92,880円(税込) | 104,760円(税込) | 116,640(税込) |
価格に差があるように見えますが、appleストアの表記は税別、auは税込の為で実際の価格はほぼ同じです。
キャリアではドコモとsoftbankではまだ価格は未発表ですが、どちらもauの値段から大きくは変わらないものと思われます。
iPhone7、iPhone7 PlusもSIMフリー版+格安SIMが最も安い
3大キャリアでは、端末の下取りプログラムや、手厚い月々割などを合計すると1,000円にも満たない価格でiPhone 7(128GB)を手に入れることが可能です。
しかし、機種代金込みの24ヶ月のトータルコストを計算し比較した結果、2年で約50,000円~85,000円の差となり、最も安いのは「SIMフリー版iPhone 7+格安SIM」の組み合わせということになりました。
詳しい内容は以下の記事をお読み下さい。
[clink url=”[clink url=”https://www.simfree-life.jp/iphone-7-7-plus%e3%81%afsim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%89%88%e6%a0%bc%e5%ae%89sim%ef%bc%88mvno%ef%bc%89%e3%81%8c%e5%ae%89%e3%81%8f%e3%81%a6%e3%81%8a%e5%be%97%e3%81%aa%e4%bb%b6/”]
まとめ
iPhone7、iPhone7 Plusはハード面ではCPUの刷新、デュアルカメラの導入、イヤホンジャックの廃止、ソフト面ではApplePayの導入とFelica決済対応という部分が大きな変化と言えそうです。
更に細かなところではauの1.5GHz帯をカバーするなど、既に色々なところでも言われていますが今回のiPhone7はかなり日本市場を意識した仕様になっています。
これはもちろん日本でiPhoneが売れているからで、ほぼ7割に達すると言われる圧倒的なスマーフォン市場でのシェアを守る為に選択されたのでしょう。
iPhoneシリーズは最近販売が落ち込んでいますので、売れている日本に向けた仕様になることは当然の選択と言えます。
日本ではappleのブランド力はまだまだ強いので、きっとiPhone7は売れると思われますが、今後を考えた場合、iPhone6からの変化に対する驚きの少なさに一抹の懸念を覚えます。
私見ですが、日本でiPhoneがここまでのシェアを築くまでに至ったのはその高品質な設計や先進的なインターフェイスなどもさることながら、「世界で大ブーム」というイメージの役割も大きかったのではと思っています。
一般的な消費者は、製品の細かな仕様や新しいものに興味をもって接する人たちばかりではありません。
こうした人たちをも含めた日本の市場を守っていくのであれば、製品を日本向けにすることと同時に、世界的な勢いも持ち続けなければいけないのではないでしょうか。
iPhone7が発表されたばかりですが、早くも巷では次期モデルの噂がささやかれています。
次期モデルではかなり大きな変化がありそうだと言われていますが、それが革新的なものとなるのかどうか、その噂の真偽も含めてappleの変化を見守っていきたいと思います。
iPhone7とiPhone7 PlusのSIMフリー版はアップルストアにて販売中です。
取り扱い:アップルストア
参考:iPhone7公式ページ
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2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。
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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。
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