LG X Screenは韓国のLGエレクトロニクスが開発したSIMフリースマホです。
スリープ状態でも常に表示される1.76インチのセカンドスクリーンを搭載していて、電源ボタンに触らずに通知を確認できたり、よく使うアプリや連絡先に素早くアクセスできる便利な機能です。
この記事ではLG X Screenについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
LG X Screenのスペック
LG X Screenのスペックは以下の通りです。
機種名 | LG X Screen |
---|---|
ボディカラー | シャンパンゴールド / ネイビー |
サイズ (H×W×D) | 約 143mm×72mm×7.1mm |
重量 | 約 120g |
OS | Android 6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC( 最大 200GB) |
ディスプレイ | メインディスプレイ: 4.93 インチ サブディスプレイ: 1.76 インチ |
解像度 | メインディスプレイ: 720 x 1280 ピクセル サブディスプレイ: 520 x 80 ピクセル |
カメラ | アウトカメラ: 1300 万画素 インカメラ: 800 万画素 |
バッテリー | 2,300mAh |
SIM スロット | nanoSIM |
DSDS (2 回線同時待ち受け ) | × |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
防水 / 防塵 | ×/× |
ワンセグ / フルセグ | × |
価格 | 37,692 円 |
LG X Screenはいわゆるミドルスペックスマホですが、どちらかといえばエントリーモデル寄りの性能となっています。
SoCのSnapdragon 410はミドルレンジの性能ですが、最近ではその後継モデルである「Snapdragon 430」を搭載しているものが増えており、型落ちと言っていい性能です。
RAMは2GB、ストレージは16GBでこちらもエントリーモデルの容量。
本体サイズがやや小さく、重量も120gと軽い作りです。
デザインもかなりシンプルなデザインですが、無駄がなくすっきりとしており、安っぽさはありません。
カメラについてはメインカメラが1,300画素、インカメラが800万画素とミドルスペックのSIMフリースマホとしてはまずまずです。
インカメラは顔検出機能を使ったオートショットができるので、自撮りが楽にできます。
使い勝手が良いセカンドスクリーン
LG X Screen最大の特徴はメインディスプレイとは別に1.76インチの小さな「セカンドスクリーン」を搭載していることです。
ガラケーでは折りたたんだままでもバッテリーや時刻を確認できるサブディスプレイが搭載されていましたが、イメージ的にはそれに近いです。
セカンドスクリーンはメインディスプレイがスリープ状態になっていても常に表示される「Always on」機能を使うことで、メールやLINEなどの通知が来た時にいちいちスリープを解除しなくても確認できます。
表示するものは自由にカスタマイズが可能で使用頻度の高いアプリやWi-Fiのオン/オフといった設定、さらには連絡先など、いろいろな物を追加することができます。
LG X Screenのメリット・デメリット
LG X Screenのメリットは以下の通りです。
- 使い勝手の良いセカンドスクリーン
- Always onでスリープを解除せず通知を確認できる
- 本体が軽量かつコンパクト
- 自撮りが簡単に撮れるインカメラ
LG X Screen最大のメリットは使い勝手の良いセカンドスクリーンがあることです。
Always on機能により、常にセカンドスクリーンが表示されているので、忙しい時でもいちいちスリープを解除することなくサッと通知を確認できます。
セカンドスクリーンに表示する項目は自由にカスタマイズすることも可能なので、よく使うアプリをまとめたり、素早く設定を切り替えられるようにしたりと、さまざまな使い方できます。
最近では5.5インチ前後の大型スマホが多いことを考えると、女性や手の小さい人でも扱いやすい軽量かつコンパクトであることもメリットでしょう。
LG X Screenのデメリットは以下の通りです。
- 性能は他のミドルスペックスマホに劣る
- セカンドスクリーン以外は特筆すべき点がない
LG X Screenのデメリットはエントリーモデルに近い性能で、一応ミドルスペックではあるものの、最近発売されたミドルスペックスマホと比べるとSoCが1世代前のものとなっています。
メールやLINE、SNSだけといった使い方なら可能ですが、高画質の動画を視聴したり、ゲームを頻繁にプレイしたりといった使い方は難しいでしょう。
またセカンドスクリーンは他の機種にはない独自の機能で非常に便利ですが、逆に言うとそれ以外ではあまり特筆すべき点がありません。
ライトユーザーかつセカンドスクリーンが使いたい人にはおすすめですが、そうでない場合は他のミドルスペックスマホのほうがおすすめです。
LG X Screenの価格
LG X Screenの価格は一括払いの場合、UQ mobileでは37,692円、J:COM MOBILEでは33,000円となっています。
性能からするとかなり割高な感じがしますが、UQ mobileはマンスリー割が適用されれば実質108円で購入できますし、J:COM MOBILEはJ:COM TVまたはJ:COM NET(120Mコース以上)に加入している場合は0円で購入できます。
まとめ
LG X Screenは使い勝手のよいセカンドスクリーンが特徴のSIMフリースマホです。
メインディスプレイをスリープにしても常に表示されているため、画面をオンにすることなく素早く通知の確認が可能です。
また、セカンドスクリーンには任意のアプリや機能、連絡先を表示し、ワンタッチでアクセスすることもできます。
単純なスペックは低いですが、それを感じさせないくらいセカンドスクリーンは便利です。
ライトユーザーの人でセカンドスクリーンに魅力を感じるのであれば、LG X Screenは十分おすすめできます。
LG X ScreenはUQモバイルにて取り扱い中です。
取り扱い:UQモバイル
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