LINEモバイルが本格販売開始

9月からのサービスの開始をアナウンスされていたLINEモバイルが本格販売を開始したと発表されました。

LINEモバイルは日本で圧倒的なシェアを誇るメッセンジャーアプリ「LINE」を運営する株式会社LINEが展開するMVNOサービスで、LINEをはじめとしたSNSアプリの通信料無料を目玉に掲げて格安SIM業界に参入しました。

スマホを使っている人ではもう使っていない人の方が珍しいくらい浸透しているLINEが通信分野にも参入するということで、発表時に大きな話題となったのも記憶に新しいところです。

それでは改めてLINEモバイルの特徴をまとめてみたいと思います。

LINEモバイル最大の特徴はLINEなどSNSの通信料無料化

LINEモバイルが掲げる最大の売りは「カウントフリー」と題されたLINEをはじめとしたSNSの通信無料化です。

これはLINEの通信であればどれだけ使ってもデータ通信の容量を消費しないというもので、月額500円でデータ通信容量1GBでLINEの通話・トークが使い放題になる「LINEフリープラン」とデータ通信容量が3GB、5GB、7GB、10GBから選べる「コミュニケーションフリープラン」それぞれで適用されます。

「LINEフリープラン」ではLINEの音声通話、トーク、画像や動画の送受信、タイムラインが無料化の対象となり、「コミュニケーションフリープラン」ではLINEに加えてtwitterのタイムライン表示、画像付きを含むツイート、DMとFacebookのタイムライン、画像・動画投稿、コメント、お知らせも無料化の対象となります。

LINEモバイルのユーザー同士であればデータ容量をやり取りできるため、LINE以外の通信を多く使ってしまっても家族や友人同士でデータ容量をシェアできます。

また、LINEモバイルの大きなメリットの1つとして、他の格安SIMではできないLINEの年齢確認を登録することが可能な点です。

年齢確認を登録することにより、LINEアプリ上で友達をID検索することが可能になるのでLINEのヘビーユーザーにとっては利便性が高いです。

LINEモバイルの料金は最低500円から

LINEモバイルの料金はデータ通信容量1GBでLINEの通話・トークが使い放題の「LINEフリープラン」はデータ通信のみで月額500円、データ+SNSで月額プラス120円、データ+SNS+音声通話で月額プラス700円となっています。

つまりMNPしてLINEモバイルをメインの回線にする場合の最低料金は1200円となります。

「コミュニケーションフリープラン」はSNSなしのデータ通信のみというプランはなく、データ+SNSが3GBで月額1110円、5GBで1640円、7GBで2300円、10GBで2640円となっており、音声通話はそれぞれ月額プラス580円となっています。

これらの料金設定はMVNOサービスを提供している他社と比較しても平均的なものといっていいでしょう。

またLINE独自のサービスとして、月額料金の1%がLINEポイントとして還元されます。

プランにも寄りますが、数カ月あればスタンプを買えるくらいに貯まりますから、LINEストアを利用する人には少し嬉しいサービスです。

LINEモバイルでの端末の取り扱いは?

LINEモバイルから端末を購入することもできます。

サービス開始直後の現在(2016年9月現在)で取り扱っている端末はZTE Blade V7lite/Blade E01、富士通 arrows M02/M03、シャープ AQUOS mini SH-M03、ASUS ZenFone Go、HUAWEI P9 liteとASUS Zenpad 7.0です。

価格は一番安いZTE Blade E01が13800円、一番高いシャープ AQUOS mini SH-M03が49800円となっており、
エントリー~ミドルスペック帯までの機種がラインナップされています。

端末については今後の拡充にも期待したいと思います。

LINEモバイルでの事務手数料などその他の費用、制限は?

LINEモバイルでは契約の時の事務手数料は3000円、LINEからMNP転出する場合も3000円の手数料が発生します。

また音声通話プランは約一年の縛りがあり、利用開始日の翌月を1カ月目として12カ月目の末日までに解約すると9800円の解約手数料が発生します。

この辺りも一般的なMVNOとほぼ同等の料金設定となっています。(価格はすべて税抜き)

LINEモバイルを利用するのに最も向いている人は?

これは当然ですが、LINEのヘビーユーザーをはじめLINE、twitter、Facebookで大きめのデータをよく使う人ほどおすすめとなります。

具体的になカウントフリーで無料になるLINEの音声通話をよく利用している人やtwitter、Facebookに動画を投稿している人であればカウントフリーの恩恵を受けることができるでしょう。

逆にLINEを使っていても、データの軽いテキストチャットや画像を時々送る程度の利用であればカウントフリーの恩恵は大きくありません。

キャリアから移るのであればともかく、すでにMVNOを利用している人は今の料金と比較してお得かどうか判断してからで良さそうです。

LINEモバイルで現在本格販売開始記念キャンペーンも開催中

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LINEモバイルでは現在本格販売開始を記念し、10月31日までに申し込みと開通をした方全員を対象に最大2,000ポイントのLINEポイントをプレゼントするキャンペーンを実施しています。

貰えるポイントはデータSIMはプランに関わらず500ポイント、音声通話SIMではLINEフリープランは1000ポイント、コミュニケーションフリープランは2000ポイントとなっています。

詳細は以下の公式ブログもご確認ください。

参考:LINEモバイル本格販売開始!スタンプ購入などに使えるLINEポイント(最大2,000ポイント)獲得キャンペーン開催

LINEモバイルのまとめ

LINEモバイルは料金は平均的で他社と比較しての差は大きくないため、SNSの無料化をどれだけ有効に使えるかが選択するときの一つの視点となりそうです。

例えばLINEをよく使う、もしくはこれからスマホを持たせようと考えている学生の子供がいる家庭などで、通信費を抑えたい場合にはLINEモバイルは有効な選択肢となりえます。

現状ではLINEの音声通話をあまり使わない人など、ヘビーユーザー以外へのアピールは若干少ないようにも
思えますが、サービス開始直後ということもありますので今後の拡充に期待したいと思います。

LINEモバイルの申し込みは公式サイトにて受付中です。

参考:LINEモバイル公式

くわしくはLINEモバイルのサービスのまとめ記事を参考にしてください。

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失敗しない格安SIMの選び方についてのまとめは以下の記事をお読み下さい。

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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をお読みください。

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格安SIMのデータ無制限の「使い放題プラン」のまとめについては以下の記事をお読みください。

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格安SIMのかけ放題・通話定額のまとめについては以下の記事をお読みください。

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