nuans NEO[Reloaded]はTrinityから発売されている国産SIMフリースマホで、windows10 mobile搭載機だったnuans NEOをAndroid端末としてリニューアルした機種です。
おサイフケータイ機能や防塵防滴機能など日本製スマホに求められる機能を備えながらも、カバー交換によるカスタマイズ性で個性を演出できるのが特徴です。
スペックも国産SIMフリースマホの中では高く、実用性含め高いクオリティを有しています。
nuans NEO[Reloaded]のスペックや機能などの詳細については以下の記事にまとめています。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/trinity-nuans-neo-reloaded/”]
以前からこの機種に注目していたところ、nuroモバイルさんからnuans NEO [Reloaded]の実機をお借りできたので一通り触った印象をレビューしたいと思います。
皆様のスマホ選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
開封の儀と内容物確認
SIM挿入~セットアップ
nuans NEO[Reloaded]はほぼ素のAndroidに近いシンプルな構成です。
キャリア製のアプリが入っていないので、使わないアプリをできるだけ減らしたい私にはかなり好印象。
カバーのカスタマイズだけでなく、ソフト面も含めたスマホの内外で一貫して自由度が高く作られているところに製作者のこだわりを感じました。
アプリや動作のサクサク具合をチェック!
nuans NEO[Reloaded]はSoCにSnapdragon625を搭載し、RAMも3GBあるため普段使いには十分な性能を持っています。
同じSoCとRAM容量のZenFone3を使っていてもスペック不足で困ったことは現在のところありませんが、nuans NEO[Reloaded]での確認のためベンチマークとゲームを動作させてみました。
ベンチマークの値は63242で、当然ですがZenFone3など他のSnapdragon625搭載機と同様の値。
最新のハイスペックモデルにはかないませんが、今でも現役で十分やっていける値です。
デレステの動作も3D標準でプレイしたところ、フレームレートの低下やタイミングのずれなどもなく最後までプレイできました。
以前のアップデートで追加された3Dリッチモードだと場面によってカクつきがあるので、安定してプレイしたいのであれば3D標準モードが推奨です。
Snapdragon625はミドルスペックの中でも性能が高いほうなので、ハイスペックモデル同等の動作を求めない限りは全く問題ありません。
今のアプリの動作環境では、このnuans NEO[Reloaded]の性能は安心して使えるレベルにあると言って良さそうです。
バッテリーの持ちをチェック!
次にバッテリーの持ちをチェックしてみました。
nuans NEO[Reloaded]はバッテリー容量が3450mAhあり、他社のミドルスペック機よりも大容量です。
まずバッテリー容量が97%の状態からYoutube動画(720p)を1時間再生してみた結果がこちら。
残量は88%でほぼ10%の減りでした。動画再生なら10時間できることになり、かなりの長時間駆動が可能です。
バッテリーの消費割合はディスプレイの消費が半分近く、残りをシステムとYoutubeアプリが占めている形なのでブラウジングやSNSなどで使ってもこれと同等かそれ以上の時間駆動できそうです。
ゲームなどSoCを使うアプリの場合は消費電力も上がるのでもう少し短くなると思いますが、それでも1日程度の外出であれば十分に持つでしょう。
またバッテリー残量96%から触らずに丸一日放置しても残量は80%でまだまだ余裕がありました。
今回はほぼ初期状態のためスリープ時にはアプリの動作や通信をしない「Dozeモード」が働いているのですが、やはり大容量バッテリーの恩恵は大きいと感じました。
また通知が来ないなどの理由でスリープ中でも通信したいアプリがある場合は「バッテリーの最適化」でアプリ毎に動作を設定できます。
カメラ映りをチェック!
nuans NEO[Reloaded]のカメラは背面1300万画素、前面800万画素でスマホカメラの多くに採用されているソニー製センサーを使っています。
大阪駅近くのうめきたガーデンにて試し取りをしてきました。なお撮影設定はほぼフルオートです。(※写真はクリックで拡大)
最近はデュアルカメラなど独自のカメラ機能をアピールするスマホも多く、そういった意味ではnuans NEO[Reloaded]のカメラは標準的な性能といえます。
ただ実績あるソニー製のカメラを使っているので、デュアルレンズで撮影したい!という人でなければ十分な性能でしょう。
料理や外出先の写真を撮ってSNSにアップするという用途であれば問題なくこなせます。
その他使っていて気になったところ
1つだけ気になったのはディスプレイ下部にある指紋認証センサー。
センサーが横長のせいなのか私の指との相性なのか、認証に失敗することがよくありました。
同じ指で複数個指紋を登録すれば精度は上がりますが、その際もセンサーとホームボタンの位置が近いため登録中にホームボタンに触れてホーム画面に戻り、指紋認証がキャンセルされてしまうこともよくありました。
私が不器用なだけかも知れませんが、使っていた感じたことのひとつとして記載しておきます。
まとめ
Trinityのnuans NEO[Reloaded]はシンプルな構成に必要十分の性能、バッテリーも大容量で電池持ちも十分。
おサイフケータイや防塵防滴機能、対応周波数の広さなど痒い所に手が届く機能性を完備し、さらに背面カバーのカスタマイズにより自分好みの外装にもできるので、遊び心も十分満たせます。
SIMフリースマホは中国をはじめとした海外製がほとんどですが、数少ない日本製SIMフリースマホの中でもスペック、機能、デザイン、そして価格のバランスが高いレベルでまとまっていることを使ってみて改めて感じました。
スペック、機能、価格を犠牲にせずに他とは一味違う個性を求める、そんな欲張りな人にはnuans NEO[Reloaded]がピッタリではないでしょうか。
nuans NEO[Reloaded]はnuromobileにて取り扱い中です。
取り扱い:nuro mobile
また今回端末をお貸しいただいたnuroモバイルさんの特徴的なプラン「時間プラン」と「深夜割プラン」の使用レポートもありますので、よろしければ合わせてご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/nuro-mobile-pr-1/”]
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。
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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。
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