WiMAX端末の特徴を比較

f6a564e63c271b17cfcec795dd425388_s

高速モバイルインターネットならWiMAXと決めた時に悩むのが端末です。機種変更できるものの、手間も時間も掛かるために失敗したくないところです。そんな時は各端末の特徴を良く比較して選ぶのが一番です。比較対象となるWiMAX端末はSpeed Wi-Fi NEXT W03、Speed Wi-Fi NEXT WX02、Speed Wi-Fi NEXT W02の3機種です。この中では新型であるW03の性能が高くなっています。

通信速度で比較

WiMAX端末によって通信速度が異なります。W03では下り最大370Mbps、WX02とW02では下り最大220Mbpsの通信速度が出ます。この3機種の中ではW03の通信速度が一番速いです。その代わりに東京都渋谷駅周辺エリアと大都市限定となっています。エリア拡大予定があるものの、限られたエリアしか下り最大370Mbpsとはならないです。
だしWiMAX2+同様、将来的にはどんどんエリアが広がる可能性があります。

WX02とW02では同じ通信速度であるものの、通信技術に違いがあります。WX02では4×4MIMOと言う通信技術を採用しています。この4×4MIMOでは基地局側のアンテナとルーター側のアンテナを4本にし、下り最大220Mbpsの通信速度を実現しています。W02ではキャリアアグリゲーションと言う通信技術を採用しています。

2つの電波を束ねて下り最大220Mbpsの通信速度を実現していると言う違いがあります。4×4MIMOでは通信状況が混雑してくると速度低下しやすいと言われています。そのため4×4MIMOのWX02より、キャリアアグリゲーションのW02のほうが安定しています。

携帯性やデザイン性で比較

WiMAX端末は外へ持ち出す事が多いために携帯性も重要です。W03では約W120×H62×D11.4mm、WX02では約W110×H66×D9.3mm、W02では約W121xH59xD11.1mmのサイズとなっています。それ程大きな差は無く、どれもポケットに入れて持ち運びしやすいです。特にWX02は薄さ9.3mmのため携帯性に優れています。デザイン性については新型だけあり、W03が一番優れています。

連続通信時間で比較

WiMAX端末で特に気になるのが連続通信時間です。W03では最大約730分、WX02では最大約720分、W02では約510分となっています。比較した結果、W03の連続通信時間が一番長くなりました。W02のバッテリー容量2300mAhに対し、W03では3000mAhあるため差が大きくなっています。

速度制限やエリアはどうなっている

5f76e9ade06364082784e0e161cca631_s

高速モバイルインターネットを利用する時に注意したいのが速度制限です。WiMAX2+のギガ放題には1月あたり7GB超の速度制限は無いです。W03の対応ネットワークはWiMAX2+とau 4G LTEとなっています。WiMAX2+のハイスピードモードでは使いたい放題できます。しかしWiMAX2+とLTEのハイスピードプラスエリアモードでは7GB超の速度制限があります。

WX02の対応ネットワークはWiMAX2+とWiMAXのために7GB超の速度制限は無いです。W02の対応ネットワークはWiMAX2+とau 4G LTEとなっており、ハイスピードプラスエリアモードで7GB超の速度制限があります。エリアについてはWiMAX2+よりau 4G LTEのほうが広いです。そのためWX02よりW02とW03のほうに優位性があります。

結局最強はどれ

通信速度、携帯性やデザイン性、連続通信時間、バッテリー容量、速度制限、エリアなど総合的に判断するとW03が最強です。WiMAXでは端末と料金プランと一緒に契約するため、WiMAX端末じたいの料金が安くなっています。新型のW03でも負担が少ないため、この機種を選ぶのがおすすめです。