WiMAX2+のモバイルルータを契約する時に気をつけたい事
WiMAX2+に移行しはじめてから数年が経過し、数多くのWiMAX2+対応端末がリリースされてきましたがその一方で一世代前のWiMAX2+端末は、すっかり時代の波に乗り遅れた感があります。そろそろ機種変更をしようかな?と思いの方やあるいは現在使っているWiMAXの端末やWiMAX2+対応の端末を新しくしたい人が注意するべき点をまとめました。またWiMAX2+の新規契約をしたい人にも参考になれば幸いです。
機種によって下りの速度に大きく差があるのに注意
現在、UQコミュニケーションズがリリースしている機種は機種によって下り、即ちダウンロードの速度に大きく差が出ているので注意が必要です。例えばW03では下り最大370Mbpsを謳っているのに対し今後リリース予定のWX03は下り最大440Mbpsと大きく差を付けています。
現状、あらかじめ機種によって選択された最大の通信速度を上回る事は出来ない為もしどの機種にするか迷うのであれば、取り敢えず下り最大の機種を選ぶというのも一つの選択肢になります。ただしその場合は後述のエリア対象か否かを確認する必要がありますので注意が必要です。
速い通信速度を打ち出していてもエリアに注意
機種によって大きく通信速度が異なる点は先述の通りですが対応しているエリアが限定している事にも注意が必要です。先程一例として出したリリース予定のWX03は下り440Mbpsの対象は東名阪。つまり東京、名古屋、大阪が対象となっています。
またW03は東京都渋谷駅周辺から順次対象となっており、それ以外の地域では従来の機種と同様にWiMAX2+の最大通信速度である220Mbpsとなっています。自分の住んでいる地域が広告どおりのスペックの対象では無いことに後から気づいて後悔をしない為にも住所確認は必須です。
料金プランも考え直してみよう
機種変更をするのであれば、合わせて料金プランの変更も考えておきたい所です。今までUQ Flatツープラスギガ放題であれば、特に変更する必要はありませんが機種変更後にたっぷりと通信を頻繁に利用することを予定されている方でUQ Flatツープラスの料金プランでは高速通信が逆に仇となってUQ Flatツープラスの月間データ量である7GBにあっという間に達する可能性もあります。
せっかく高速通信できる端末に機種変更を行ったのに一ヶ月間、速度制限がかかったままというのは宝の持ち腐れです。その為、月々の通信使用容量に制限のないUQ Flatツープラスギガ放題への変更も一緒に行うことをオススメします。
またUQコミュニケーションズは、auと同様にKDDIグループの為auのスマートフォンを利用している、あるいは利用する予定であればスマートフォン利用料金を抑える特典もありますので、そちらも理由の一つになるでしょう。
3日間3GBは漏れなく対象となる
既存のWiMAX2+を利用している方はご存知の方も多いのですがWiMAX2+は、料金プランに関わらず3日間3GBの通信容量の制限をしています。料金プランに関わらず、つまり月間の通信使用容量に制限のないUQ Flatツープラスギガ放題もこの3日間3GBの対象となっています。あまり通信を行いすぎると制限にかかってしまうので、頻繁に制限がかかるようであれば自宅は固定回線で、外出先専用にWiMAX2+を契約するのもアリです。
今までのをまとめると
- 機種変更の際に機種選択は、住所や利用するエリアによっては最大の下り速度を選ぶのもあり
- 料金プランはUQ Flatツープラスギガ放題に変更すべし
- ただ3日間3GBの制限はあるので、使い過ぎには気をつけるべし
WiMAX2+を機種変更や新規契約をする際には、まずこの3点に気をつけると良いでしょう。
また新規契約を考えている方には、まずWiMAX2+が受信できるかが問題です。UQコミュニケーションズは、端末のレンタルを無料で2週間行っていますので使用感の確認もこめて、そちらも合わせて試してみるのもオススメです。