DSDS対応のSIMフリースマホの新星！？VAIO Phone Aが2万円半ばで登場！

VAIO株式会社はソニーから発売されていた高級パソコンブランド「VAIO」が独立した会社です。

近年はスマートフォンもリリースしており、2016年もWindows 10 mobile機として話題となった「VAIO Phone Biz」をリリースしています。

そのVAIOから新機種の「VAIO Phone Aが」発売されました。

今回はスタンダードなアンドロイド搭載のSIMフリー端末となっており、2万円台半ばの価格ながら2回線同じ待ち受けが可能なDSDS（デュアルSIMデュアルスタンバイ）機能に対応した意欲作となっています。

この記事ではVAIO Phone Aについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。

端末選びの参考にしていただければ幸いです。

VAIO Phone Aのスペック

VAIO Phone Aのスペックは以下の通りです。

まずSoCはQualcommのSnapdragon617。1.5GHzと1.2GHzのコアが4つづつの8コアSoCです。

Moto G4 PlusやALcatel IDOL 4、AXON 7 miniなど、去年(2016年)後半に発売されたミドルスペックの端末に搭載されています。

若干型落ちのSoCではありますがスペック的には問題なく、よく使われるブラウジングやLINEをはじめ、ゲームなどもそれなりに動作するでしょう。

メモリは3GBですが、ストレージは16GBでちょっと少なめ。

容量に余裕を持たせたい場合はmicroSDでの増設が必要になりそうです。

バッテリー容量は2,800mAhあり、1日で終わる外出であれば充電なしに過ごせるでしょう。

ディスプレイは大きめ5.5インチのフルHDとなっています。

全体的な性能としては、ストレージの少なさを除けば概ねミドルスペックのラインはクリアしているのではないでしょうか。

VAIO Phone Aのカメラ性能など機能面について

VAIO Phone Aのカメラ性能は背面1300万画素、前面500万画素でミドルスペックのスマホとしては標準的な性能です。

デュアルレンズなどのハード的な特徴もないため、カメラ面ではVAIO Phone Aならではの機能というのはありません。

2回線同時待ち受け機能(DSDS)が使えるのは大きな特徴ですが、VAIO Phone Aはau回線には対応していないので、ドコモ系の格安SIMを中心に運用することとなります。

その他の機能では指紋認証センサーはなく防塵や防水、おサイフケータイにも非対応ですが、ジャイロセンサーは搭載していてポケモンGOのAR機能が使えます。

VAIO Phone Aのメリット・デメリット

VAIO Phone Aのメリットは以下の通りです。

• 2万円台の価格
• DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応
• VAIOの知名度

まずは価格面。DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応したミドルスペックスマホとしては税抜24,800円(税込26,784円)の価格はかなり安い部類に入ります。

もちろんストレージ容量や少し型落ちのSoCなど犠牲にしている部分もあるのですが、その点が気にならない人は価格の恩恵を十分に受ける事ができるでしょう。

DSDS対応機なので2枚のSIMを使って2回線同じ待ち受けが出来るというのは大きなメリットなのですが、後述するデメリット部分を考えると手放しでは褒められないところです。

またVAIOは長年日本のPCブランドの一翼を担ってきたことから知名度も高く、背面に輝くVAIOのロゴはインパクト十分です。

スマホではまだVAIOのブランドイメージは確立していませんが、それだけにPC時代の「高級」「高品質」のイメージは決してマイナスにはならないでしょう。

VAIO Phone Aのデメリットは以下の通りです。

• au系周波数に非対応
• ストレージが16GBと少ない
• 指紋認証センサー非搭載
• 防塵・防水・おサイフケータイ非対応

まずVAIO Phone Aはau系のバンドやau VoLTEには非対応なので、au系のSIMを使う事はできません。

DSDS対応と言っても基本的にドコモ系のSIMで運用することになります。

さらにストレージが16GBで、かつmicroSDスロットとnanoSIMスロットが共用になっているのは大きなデメリットで、DSDSで2枚のSIMを挿した時にはmicroSDは使えず、16GBのみで運用することになります。

「moto G5 Plus」などmicroSDスロットとSIMのスロットが別であれば16GBでも問題ないのですが、共用であれば32GBは欲しかったところです。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/moto-g5-plus/”]

こうした仕様により、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)機能を使う場合は周波数帯やストレージ容量の制限があることを頭に入れておきましょう。

また最近のミドルスペックスマホは指紋認証センサーがほぼ標準で搭載されているので、それがないことはデメリットになります。

なおVAIO Phone Aは日本企業のスマホですが、防水・防塵やおサイフケータイに非対応です。

シャープや富士通のスマホはほぼ防水・防塵・おサイフケータイに対応しているので、安い代わりに機能面を犠牲にしているという印象です。

ただスマホにどういった機能を求めるかは人により異なりますので、必要でない人にはデメリットにはならないでしょう。

VAIO Phone Aの発売日と価格

VAIO Phone Aは、4月8日より家電量販店やネットショップで発売を開始しています。

価格は税別24,800円(税込26,784円)で、DSDS対応のミドルスペックスマホとしてはかなり安い価格となっています。

家電量販店やネットショップ以外では格安SIMのLINEモバイル、IIJmio、DMMモバイル、BIGLOBEなどで取り扱っています。

IIJmioでは2017年5月8日までに音声SIMと同時に申し込むと5,000円のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施中です。

IIJmioのキャンペーンについては以下の記事にまとめていますのでこちらもご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/iijmio-campaign/”]

まとめ

VAIO Phone AはDSDSに対応したミドルスペックの中ではgooのg07/g07+に次ぐ安さが魅力の機種です。

ストレージ容量が少ないのはネックですが、それがクリアできればSnapdragon搭載のDSDS対応機としては最安価格というメリットが強くなるでしょう。

VAIO Phone Aは家電量販店やネットショップ、格安SIMではLINEモバイル、IIJmio、DMMモバイル、BIGLOBEなどで取り扱っています。

参考：VAIO Phone A（公式）

• 取り扱い1：LINEモバイル
• 取り扱い2：IIJmio
• 取り扱い3：イオンモバイル
• 取り扱い4：BIGLOBEモバイル
• 取り扱い5：DMM mobile
• 取り扱い6：nuro mobile
• 取り扱い7：FREETEL

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]

現在発売されているすべての格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]