皆さんはWikoというスマホメーカーをご存じでしょうか?
2011年に創業され、フランスを拠点にスマートフォンをリリースしている新興のスマホメーカーです。
創業以来ヨーロッパを中心にシェアを伸ばしており、本国フランスではappleを抜いてスマートフォンのシェア2位を獲得するほど人気のあるスマホメーカーです。
そんな勢いに乗っているWikoの日本進出第一弾として「Wiko Tommy」が発売されました。
低価格低スペックのエントリーモデルに位置づけられ、14,800円と買いやすい値段が特徴です。
この記事では「Wiko Tommy」についてスペックや機能、価格や「Freetel Priori 4」との比較などをまとめました。
購入の参考にしていただければ幸いです。
目次
「Wiko Tommy」のスペック
「Wiko Tommy」のスペックは以下となります。
機種名 | Wiko Tommy |
ボディカラー | ブリーン、トゥルーブラック、フラッシー・レッド、 クール・グレイ、サン・イエロー、ホットピンク |
サイズ(H×W×D) | 約145.9×71.5×8.9mm |
重量 | 約165g |
OS | Android 6.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 210 1.3GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC(最大64GB) |
ディスプレイ | 5インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280 x 720ピクセル |
カメラ | メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,500mAh (取り外し可能) |
SIMスロット | microSIM×2 |
LTE+3G同時待ち受け (DSDS) | × |
通信 | FDD-LTE:Band1/3/8/18/19 3G(W-CDMA):1/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
指紋認証センサー | × |
ジャイロスコープ | 〇 |
NFC | × |
Felica | × |
防水/防塵 | × |
本体価格 | 1万4800円(税別) |
まずSoCはQualcommのSnapdragon 210。
1.3GHzの4コアSoCです。
お世辞にも性能がいいとは言えませんが、メールやブラウジング、LINEをする程度であれば問題ありません。
RAMは2GB、ストレージは16GBで必要最小限です。
ゲーム用途をはじめ、負荷が高い処理があると動作に支障が出るでしょう。
ディスプレイもフルHDではありませんので、高い解像度に慣れた人だと差を感じるかも知れません。
バッテリーは2,500mAhでエントリーモデルとしてはそこそこで、スペックに見合った負荷の低い使い方をしている分には1日~2日程度持つでしょう。
バッテリーが着脱可能なのも密かなポイントです。
その反面重量が165gと少し重めですが、慣れれば気にならないレベルです。
「Wiko Tommy」のカメラ性能など機能面について
「Wiko Tommy」のカメラ性能は背面800万画素、前面500万画素となっており、エントリーモデルとしてもちょっと低い性能です。
機能的な面では特筆すべき点は特になく、カラーバリエーションのトゥルー・ブラック、フラッシー・レッド、クール・グレイ、ブリーン、サン・イエロー、ホットピンクというネーミングにちょっと癖があるというくらいです。
指紋認証センサーもありませんが、ジャイロセンサーは搭載されているのでポケモンGOのAR機能も使えます。
また日本語対応について使用に不都合はないものの、一部翻訳が不自然なところがあるようです。
「Wiko Tommy」と「Freetel Priori 4」を比較
「Wiko Tommy」と価格やスペックが似ている「Freetel Priori 4」を比較してみました。
機種名 | Wiko Tommy | FREETEL Priori 4 |
ボディカラー | ブリーン、トゥルーブラック、フラッシー・レッド、 クール・グレイ、サン・イエロー、ホットピンク | ブラック+6色バックカバー (マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル) |
サイズ(H×W×D) | 約145.9×71.5×8.9mm | 144.8×71.5×9.5mm |
重量 | 約165g | 約160g |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 210 1.3GHz 4コア | MediaTek MT6737M 1.25GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ROM 16GB | RAM 2GB/ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC(最大64GB) | microSD/microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 5インチ IPS液晶 | 5インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280 x 720ピクセル | 1280 x 720ピクセル |
カメラ | メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 | メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,500mAh (取り外し可能) | 4,000mAh |
SIMスロット | microSIM×2 | microSIM×1、nanoSIM×1 |
LTE+3G同時待ち受け (DSDS) | × | × |
通信 | FDD-LTE:Band1/3/8/18/19 3G(W-CDMA):1/19 GSM:850/900/1800/1900MHz | FDD-LTE :(B1/B3/B5/B8/B18/B19/B28) TD-LTE :(B41) W-CDMA :(B1/B5/B6/B8/B19) GSM :(850/900/1,800/1,900MHz) |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 b/g/n | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.1 |
指紋認証センサー | × | × |
ジャイロスコープ | 〇 | 〇 |
NFC | × | × |
Felica | × | × |
防水/防塵 | × | × |
本体価格 | 1万4800円(税別) | 1万4800円(税別) |
こうしてみると価格をはじめサイズ、重さ、カバーが交換可能なところなど細かいところまで近いのがわかります。
目立った差はSoC、バッテリーの容量と着脱で、SoCは「Wiko Tommy」がSnapdragonで「Freetel Priori 4」がMediatekです。
SoC自体のクロックはほぼ差がありませんが、3D系のグラフィックはソフト側がSnapdragonに最適化している事が多い為、「Wiko Tommy」に若干のアドバンテージがあるでしょう。
バッテリー容量は「Wiko Tommy」が2,500mAh、「Freetel Priori 4」が4,000mAhで「Freetel Priori 4」の圧勝。
ただし「Wiko Tommy」はバッテリーが着脱できますが「Freetel Priori 4」はできません。
トータルで見ると「Wiko Tommy」の2勝1敗ですが、バッテリーの差が大きいため引き分けです。
バッテリー容量で勝る「Freetel Priori 4」、着脱可能な「Wiko Tommy」、どちらが必要かで評価も分かれるでしょう。
「Freetel Priori 4」の詳しい内容については以下の記事も参考にしてください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/freetel-priori4/”]
「Wiko Tommy」のメリットとデメリット
「Wiko Tommy」のメリットは以下の通りです。
- 1万円前半の価格
- カバーの付け替えでカラー変更が可能
- バッテリー着脱可能
やはりエントリーモデルとしても税別1万4800円というのはかなり安い部類に入ります。
子供に与えたりサブ機としての購入など、気軽に購入できる価格はやはり魅力です。
おもちゃっぽい見た目になりますが、背面のカバーを変えることで簡単に色が変えられるのはメリットと言っていいでしょう。
またバッテリーが着脱可能なので予備のバッテリーを持てるのもメリットの一つです。
「Wiko Tommy」のデメリットは以下の通りです。
- 新興メーカーの不安
- 防水・防塵・おサイフケータイ非対応
- ほぼ中華スマホなのでセキュリティが不安
「Wiko Tommy」はWikoが日本で販売する最初のモデルです。
既に翻訳の不自然さも指摘されていますが、不具合などにどれだけ対応してくれるかの実績がないのが1つの不安要素です。
またこの価格で望むのにも無理があるとは思いますが、防水・防塵・おサイフケータイにも非対応です。
加えてWiko自体はフランスの企業ですが中国企業の影響がかなり強いと思われますので、セキュリティにも不安があります。
そもそもWikoはどんな会社か?
Wikoは前述した通りフランスの会社であることは間違いないのですが、その資本の大半は中国企業のTINNO mobileのものが占めているようです。
TINNO mobileは中国でスマホのODM生産をしているメーカーで、Wikoの製品も中国で製造が行われていることから、実質的にはTINNO mobileが製造しているものをWikoを通じて販売していると見るのが良さそうです。
企画・設計から製造までの間のどの程度を中国で行っているかは不明なのですが、Alcatelと同様に外側はフランスのメーカーであるものの実質的な中身は中国企業と思っておいていいでしょう。
「Wiko Tommy」も中国の影響が強いメーカーの端末だけに、中華スマホの持つセキュリティへの不安も頭に入れておきましょう。
中華スマホのセキュリティ問題については以下の記事にまとめています。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e4%b8%ad%e8%8f%af%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e6%80%a7%e3%80%81%e3%82%bb%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3%e3%81%af%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e5%a4%a7%e4%b8%88/”]
「Wiko Tommy」の発売日と価格
「Wiko Tommy」の発売日は2月25日、価格は税別14,800円、税込15,984円となっています。
最安価格はgoo SimSellerで税別13,200円、税込14,256円です。
ネット通販でも現在はgoo SimSellerより安いところも見当たらないので、買うならgoo simsellerが良さそうです。
まとめ

「Wiko Tommy」はエントリーモデルの安い端末を探している人には選択肢の一つとなるでしょう。
対抗機種となる「Freetel Priori 4」や「Zenfone3 MAX」はMediaTek製SoCなので、SnapdragonのSoCが搭載された機種が欲しい人にも良さそうです。
「Wiko Tommy」は2月25日からネットショップや家電量販店など販売中です。
取り扱い1:goo SimSeller