ギガ放題プランの料金

WiMAX2+の料金プランのうち、データ容量使いたい放題にしたい方に便利なのがギガ放題プランです。1か月7GBの容量制限を気にすることなく、高速な通信速度のままデータ通信が行えます。容量制限の無いギガ放題プランはオンラインゲームや高画質な動画を視聴したいときに魅力が大きいです。

毎月のデータ容量が多いと言う方はギガ放題プランに注目してみて下さい。WiMAX2+はプロバイダによって異なるものの、料金がずっと同じではありません。利用開始月、1か月目から2か月目、3か月目から24か月目、25か月目以降で変わることがあります。

利用開始月

利用開始月は無料と言うプロバイダ、日割計算と言うプロバイダ、1か月分の料金が発生するプロバイダがあります。一番得なのが利用開始月無料のプロバイダです。月初めから利用開始となった場合、月末まで無料で利用することが可能です。月末から利用開始となった場合は無料期間が少なくなります。

日割計算のプロバイダは日数分の料金が発生します。例えば1月10日に利用開始となった場合、1月10日から1月31日までの日数分での日割計算となります。1か月分かかるプロバイダだと利用開始月のタイミングが遅い場合、損することがあるために注意が必要です。しかし利用開始月無料、日割計算と言うプロバイダが多くなっています。

1か月目から2か月目

通常プランより容量制限の無いギガ放題プランのほうが高めの料金体制です。1か月7GB以下のデータ容量しか使わないと言う方は通常プランのほうが適しています。しかし初めてWiMAX2+を使う場合、1か月7GB以上もデータ通信するかどうか分からないことがありました。

そこで1か月目から2か月目の料金を通常プランと同じにすると言うプロバイダが良く見られます。1か月2か月使ってみて1か月7GB以下なら通常プランへの乗り換えを行います。1か月7GB以上データ通信するようならそのままギガ放題プランを使えば料金が無駄になりません。

3か月目から24か月目

3か月目から24か月目は割引適用の料金となるプロバイダが良く見られます。通常月額料金より600円ほど安いことがあります。

25か月目以降

25か月目以降は通常月額料金に戻ります。1か月目2か月目が通常プランと同じ料金、3か月目以降長期割でずっと通常月額料金より安いと言うプロバイダもあります。プロバイダのホームページでは料金についての説明があるため、事前に確認してから申し込みして下さい。

契約解除料がかかる

WiMAX2+のギガ放題プランを解約したいと言うときに注意したいのが契約解除料です。契約解除のタイミングによっては大きな契約解除料が発生するために注意が必要です。

利用開始月から12か月目まで

利用開始月から12か月目までの契約解除料は1万9千円と言うプロバイダが多くなっています。安易に解約すると高額な契約解除料が発生するため、契約するときは良く考えて下さい。

13か月目から24か月目まで

13か月目から24か月目までの契約解除料は1万4千円と安くなります。しかし高額な契約解除料には変わりありません。通信速度が遅すぎるなどの場合を除き、2年間は使い続けるつもりで契約したほうが良いでしょう。

25か月目の契約更新月

25か月目は契約更新月となり、契約解除料無料となります。つまりWiMAX2+では2年契約となるプロバイダが多いのです。

26か月目以降

26か月目以降の契約解除料は9千500円となります。契約更新月と逃してしまうといつ契約解除しても9千500円かかってしまいます。利用開始から2年も経つと契約更新月を忘れてしまうことがあります。プロバイダの会員ページにて契約更新月の確認が可能です。IDとパスワードを入力しログインして下さい。

確認した後、利用開始月のメモを目に付く場所に貼り付けしておくと良いでしょう。その月のカレンダーに印を付けておくと忘れにくいです。IDとパスワードともに忘れてしまい、ログイン出来ないと言うときはプロバイダに電話連絡してみて下さい。

2年ごとに乗り換え

WiMAX2+で契約解除するタイミングとして一番適しているのが25か月目の契約更新月です。前述したように25か月目以降は通常月額料金に戻るプロバイダが多いため、2年ごとに乗り換えしたほうが得です。2年ごとに申し込みする手間がかかるものの、月額料金だけじゃなく他にもメリットがあります。

WiMAX2+ではキャッシュバックの受け取りが出来るプロバイダがあります。キャッシュバックの金額はプロバイダにより異なるものの、2万円や3万円などが良く見られます。キャッシュバックの上手な活用で月額料金の大幅な節約が可能です。乗り換えするときもキャッシュバックのあるプロバイダを選ぶと良いでしょう。

契約解除するときは締め切りに注意が必要です。締め切りを過ぎてしまうと契約更新月に契約解除が出来ず、翌月契約解除となり契約解除料が発生することがあります。さらに翌月の月額料金まで課金されることがあるため、早めの契約解除申し込みが大切です。締め切りのタイミングはプロバイダによって異なるために事前に確認して下さい。

プロバイダの料金比較

プロバイダを料金で選ぶときは2年間トータルで比較するのがおすすめです。料金プランの利用開始月、1か月目から2か月目、3か月目から24か月目までの月額料金を足し算しておきます。その他にも初期費用、キャッシュバックも計算に入れて下さい。初期費用については多くのプロバイダで契約事務手数料3000円となっています。

一部のプロバイダでは2万円以上の初期費用がかかることがあるものの、初期費用割引のキャンペーンがあります。契約事務手数料3000円のみの支払で大丈夫です。しかしキャンペーンのためにいつまで続くか分かりません。その他にも端末代や端末送料がかかるかどうか確認して下さい。

契約解除料の節約方法

キャッシュバックの受け取りが出来たときに契約解除

事情で2年以内に契約解除が必要と言うときは、キャッシュバックの受け取りが出来たときに契約解除すると言う方法があります。大きな契約解除料が発生してもキャッシュバックにより相殺が期待出来ます。中には申し込みから20日以内なら契約解除料が発生しないと言うプロバイダがあります。いったん申し込みし、届いた端末を使ってみたけど満足出来る通信速度が出なかったと言うときでも安心です。

キャッシュバックの注意点

ただしこの方法には注意点があります。キャッシュバックはすぐに受け取り出来ないことが多くなっています。契約してから1年後にキャッシュバックの案内メールが届き、指定口座に振込すると言ったプロバイダが良く見られます。案内メールが届いたからと言って自動で振込されるわけではありません。

案内メールが届いた後、1か月と言う短い期間内に手続きしないと受け取り出来ないことがあるのです。案内メールのことを忘れてしまい、一定期間が過ぎてしまうとせっかく受け取り出来るはずだったキャッシュバックが無駄になってしまいます。契約更新月同様、キャッシュバックを受け取り出来る月のメモを残しておく、カレンダーに印を付けておくと良いでしょう。

その他にも注意したいのがキャッシュバックの受け取りは新規契約のみと言う点です。期間が経っていても過去に契約経験のあるプロバイダの場合、キャッシュバックの受け取りは出来ません。WiMAX2+のプロバイダもキャッシュバックのあるプロバイダも限られているため、何度も利用することは出来ません。一通り契約した後は今までで一番良かったプロバイダと長い付き合いをすると良いでしょう。