プロバイダ選びからエリアの確認まで
プロバイダ選び
WiMAXは回線を自社で提供する親会社に申し込みする、プロバイダ経由で申し込みすると2つの方法があります。しかしプロバイダ経由のほうが大きなキャッシュバックが受けられると言うメリットがあります。最大2万円や3万円ほどのキャッシュバックが受けられるプロバイダがあるのです。ただしキャッシュバックを受け取りするには申請手続きが必要と言うプロバイダがあります。
高額なキャッシュバックを行うプロバイダだと、2年以内の解約違約金が高額な場合があります。そのためキャッシュバックだけ受け取りしてすぐに解約と言ったことは出来ません。どのプロバイダ経由で申し込みしても回線は同じです。その代わりに月額料金に違いがあるため、事前にホームページで比較検討してみて下さい。
エリアの確認
WiMAXでは全国政令指定都市にて人口カバー率99%以上となっており、幅広いエリアで利用することが可能です。しかし100%ではないため、念のためにエリア内かどうか確認しましょう。どんなに魅力的なサービスでもエリア外なら利用出来ません。
プロバイダのホームページでエリアの確認が行えます。サービスエリアマップにてすぐに分かります。WiMAXでは小型の端末を持ち歩いて利用することが多いため、良く出かける先もエリア内かどうか確認して下さい。
料金プランと端末選びから申し込みまで
料金プラン選び
エリア内の確認が取れたらWiMAXの料金プラン選びを行います。WiMAXの料金プランには通常プランとギガ放題プランと2種類あります。通常プランは月間7GBを超えたときに容量制限がかかります。容量制限がかかると大幅に通信速度が落ちてしまいます。その代わりにギガ放題プランより料金が安くなっており、ライトユーザーに適しているプランです。
データ容量節約のため、外出先では公衆無線LANサービスを利用すると良いでしょう。公衆無線LANサービスはWi-Fiスポットとも呼ばれており、データ容量は消費されません。全国様々な場所にあるためにデータ容量節約したいときに便利です。ギガ放題プランには月間7GBの容量制限が無く、自由に使いたい放題することが可能です。
しかしギガ放題プランでも3日10GBを超えると容量制限がかかります。3日10GBの容量制限がかかっても、1Mbpsほどの通信速度が出るために標準画質のYouTube動画なら十分視聴することが可能です。YouTubeの標準画質動画5分間の視聴でおよそ17.5MB必要と言われています。約570回、約47時間視聴すると10GBに達する計算です。そのためヘビーユーザーに適しているプランとなっています。
端末選び
プラン選びと同時に端末選びも必要です。WiMAX2+対応端末ならWX03がおすすめです。W04にはハイスピードプラスエリアモードがあるものの、WX03にはありません。WiMAX2+では繋がり難いときに、LTEを使用するハイスピードプラスエリアモードがあると便利です。しかしWiMAX2+のエリアも十分広いため、使用頻度はあまり多くありません。
ハイスピードプラスエリアモードはオプション料月1005円かかります。W04ではWiMAX2+のハイスピードモード、ハイパフォーマンスモードの連続通信時間は約390分です。WX03ならWiMAX2+のハイパフォーマンスモードで約440分も連続通信することが可能です。WX03はバッテリーの持ちが良くなっています。
申し込み開始
プランと端末選びが終わったらプロバイダに申し込みを行います。必要事項に記入し、間違いが無いか確認したら送信して下さい。
端末の発送から受け取りまで
端末の発送
申し込み終了後、開通審査が実施されます。開通審査と言ってもキャッシングやカードローンの審査ほど厳しくはありません。何か問題でも無い限り、開通審査に落ちると言ったことは少ないです。開通審査通過後、端末の発送が行われます。スピーディーなプロバイダでは申し込みしたその日のうちに発送しています。なるべく早く利用したいと言うときにも便利です。
ただし一定時間までに申し込みすることが必要と言うプロバイダが多くなっています。遅い時間帯に申し込みした場合は翌営業日扱いとなるため、急ぎのときは早めの時間帯に申し込みして下さい。ホームページから申し込みした際、間違いがあると確認の電話がかかってくることがあります。余計な時間がかかるために注意が必要です。
送料は日本全国無料となっているプロバイダがあります。送料を気にせずに発送して貰うことが可能です。運転免許証や健康保険証、パスポートなど本人確認書類の提出が求められることがあります。本人確認書類の確認が取れ次第、発送となるため事前に準備しておくと良いでしょう。運転免許証は車を運転する方なら持っているはずです。
顔写真が入っている上に、準備し易いために本人確認書類として一番適しています。口座振替よりクレジットカード払いのほうが早めに端末が届きます。ポイントの付くクレジットカードで支払するのがおすすめです。
端末の受け取り
端末の発送後、自宅に届くために受け取りして下さい。届いたメール記載のURLから配送状況の確認が出来るプロバイダがあります。ある程度の到着目安が分かるために受け取りし易いです。もし自宅のポストに不在通知書が入っていた場合は再配達の申し込みを行って下さい。再配達の申し込みでは希望時間帯を指定出来ることがあります。
指定した時間帯には留守しないことが大切です。中には店舗受け取り出来るプロバイダもあり、申し込みしたその日のうちに端末を受け取りすることが可能です。端末の配送だと留守する日が多く、中々受け取り出来ないと言った方に便利です。ホームページから申し込みを行い、最寄りの店舗へ出かけて受け取りするだけと簡単です。
自宅の近くに店舗があるか事前に確認して下さい。新品の端末にも関わらず、故障していた場合はプロバイダに連絡して下さい。すぐに新しい端末への交換が行われます。ホームページまたは電話で連絡することが可能です。
設定から利用開始まで
端末の設定
端末を受け取りした後は設定することが必要です。端末の電源を入れ、パソコンなど接続機器の無線LAN設定を開きます。アクセスポイントを探し、SSIDを選択しキーを入力するだけで設定は完了です。端末や接続機器によっては設定方法が異なる場合があります。分からないとき、繋がらないときはマニュアルを見る、またはサポートセンターに問い合わせしてみて下さい。
利用開始
設定が完了次第、WiMAXの利用開始です。きちんと繋がるかどうか確認してみて下さい。利用開始月は日割計算、無料、1か月分の料金請求とプロバイダによって異なります。利用開始月無料のプロバイダなら月末まで思いっ切り試すことが可能です。近頃では多くのプロバイダで利用開始月無料となっています。
通信速度が遅いと感じたら
もし通信速度が遅いと感じたときは窓際に移動してみて下さい。さらに向きを工夫すると通信状況が良くなることがあります。窓の外にベランダの手すりがある場合、障害物となって通信状況が悪くなることがあります。なるべく高い位置に端末を置いてみると良いでしょう。
パラボラアンテナを自作すると言う方法もあります。100均にあるアルミボウルなどで自作出来るために費用面の負担が少ないです。OSの省電力機能により通信状況が悪くなることがあるため、電源設定の変更を行ってみて下さい。それでも改善されない場合はサポートセンターに連絡してみて下さい。端末をカバンに入れたまま持ち歩いているときはいったん取り出してみると良いでしょう。