エックスモバイル(もしもシークス)の評判、料金プラン、キャンペーンなどの情報まとめ

エックスモバイルは通信ベンチャーのエックスモバイル株式会社が運営している格安SIMです。

去年まではもしもシークスというサービス名でしたが、社名と同じエックスモバイルに統一されています。

シンプルなプラン構成が特徴で、音声通話SIMは最安980円からの契約が可能です。

またデータ容量無制限、制限なしの完全かけ放題を含む2種類のかけ放題オプションも用意されていて、安さを求める人からヘビーユーザーまで幅広い層に対応した格安SIMです。

この記事ではもしもシークスの料金や評判、キャンペーンなどの情報をまとめました。

格安SIMを検討する際の参考にお使いいただければ幸いです。

1 もしもシークスのプランとオプションサービスの料金
2 もしもシークスの回線速度は速い？遅い？
3 もしもシークスの評判ってどうなの？
4 もしもシークスのメリット・デメリット
5 もしもシークスの現在実施中のキャンペーン(2018年4月現在)
6 もしもシークスで取り扱い中の端末
7 もしもシークスでiPhoneは使える？など移行に関する情報
8 もしもシークスのまとめ

もしもシークスのプランとオプションサービスの料金

もしもシークスのプランと料金は以下のようになっています。

もしもシークス基本プラン・料金

データ容量	音声SIM	データSIM	最低利用期間
500MB	980 円	380 円	12 カ月
1.5GB	1,580 円	980 円	12 カ月
3.5GB	2,180 円	1,580 円	12 カ月
5.5GB	2,780 円	2,180 円	12 カ月
7.5GB	3,380 円	2,780 円	12 カ月
10.5GB	3,980 円	3,380 円	12 カ月
無制限	4,580 円	3,980 円	12 カ月

※基本プランの500MBに各追加パケットの料金を足したもの

SMS手数料

	月額基本料金	送信	受信
SMS( 国内 )	200 円 / 無料 ※	3 ～ 30 円 / 通	無料
SMS( 国外 )	無料	50 ～ 500 円 / 通	無料

※音声プランは無料

事務手数料

	事務手数料
新規契約時	5,000 円
プラン変更時	3,000 円
SIM カード交換手数料（再発行、サイズ変更含む）	3,000 円
SIM カード損害金	10,000 円
利用再開手数料	500 円
MNP 転出時	3,000 円
違約金	10,000 円

もしもシークスのプラン構成は他社とは少し違っていて、ベースとなるプランに好きなパケット（通信量）を付与する形になっています。

基本料金はデータプランで380円、音声プランで980円となっており、それぞれに500MBのデータ通信量が付いています。

音声プランの980円という価格は高速データ通信がついたものでは最安で、全格安SIMと比較してもロケットモバイルの948円に次いで2番目の安さです。

追加パケットは1GB～10GBと使い放題の6種類で、ライトユーザー向けの1Gプランから人気の高い3GBや5GB、そしてヘビーユーザー向けの使い放題プランが用意されています。

ただパケットを追加した状態では他社の平均的な価格よりも500～1000円程度割高なので、データ通信目的でもしもシークスを利用するのはあまりおすすめではありません。

一方、通話は5分かけ放題の「かけたい放題ライト」、時間無制限で通話ができる「かけたい放題フル」の二つのオプションが使えるので、仕事などで電話を多くかける人にはいいでしょう。

使い放題プランでかけたい放題フルを使えば、データ通信も音声通話も制限なく使い放題にできます。

これらの特徴から最低価格で回線維持を目的にしたい人、もしくは通話中心にヘビーに使う人という2種類がもしもシークスの利点を生かせるユースケースと言えるでしょう。

回線についてはドコモの回線を利用していて、ドコモで購入したスマホおよびSIMフリースマホで利用できます。

ただし、ドコモのAndroid端末ではテザリングができませんのでご注意下さい。

もしもシークスのオプションサービス

データ関連

なし(データ容量チャージ不可)

格安SIMではデータ容量を使い切った時や足りないと感じた際に追加でチャージできるのが一般的ですが、もしもシークスではチャージができません。

余ったデータ容量の繰り越しもできないので、データ容量に関しては毎月使い切りとなっています。

もしもシークスは音声通話に比べるとデータ通信関連のサービスは不十分と言わざるをえません。

契約したパケット量をオーバーしそうな人は気をつけましょう。

通話関連

かけたい放題ライト（月850円）
かけたい放題フル（月1800円）
留守番電話(月400円)
キャッチホン（月300円）
国際電話(無料)
国際ローミング(無料)

もしもシークスは通話定額オプションとして「かけたい放題ライト」「かけたい放題フル」の２つが用意されています。

とくに注目したいのが「かけたい放題フル」で、時間と回数無制限で音声通話をすることができます。（ただし一回の通話は最大60分まで）

最近では格安SIMでも通話定額オプションは当たり前になってきましたが、そのほとんどはが5分もしくは10分間内の通話という制限があり、時間無制限でもIP電話を使ったものです。

しかしもしもシークスのかけたい放題フルは大手キャリアのものと同じく時間も無制限の完全かけ放題となっていて、それが1,800円で使えます。

高速データ通信が必要ない人であれば月額2,780円で電話がかけ放題になるので、キャリアと比較するとかなり安価にかけ放題が使えます。

かけたい放題ライトは1回5分までの通話であれば回数無制限のかけ放題になるオプションで、1回の通話が短い人に向いています。

ただし5分かけ放題に関しては他社では同じ値段で10分かけ放題のものが多いため、価格的なメリットは大きくありません。

もしもシークスを含めた格安SIMのかけ放題オプションのまとめは以下の記事になります。

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通話定額以外では、留守番電話、キャッチホンといった基本的なオプションが用意されています。

セキュリティ関連

もしもシークスにはセキュリティ関連のオプションはありません。

音声通話向けのサービスに力を入れているせいか、それ以外のサービスはやはり弱いようです。

端末・サポート関連

もしも保証600(月600円)
もしも保証700(月700円)

もしも保証はもしもシークスのSIMと同時に購入した端末が自然故障や破損、水没などで故障した際に修理および交換してくれる保証サービスです。

両サービスとも基本的な内容は同じですが、購入した端末の価格によって入る保証サービスが異なっていて、5万円未満の場合はもしも保証600になり、1回目は8,000円、2回目は12,000円で修理してくれます。

購入した端末が5万円以上の場合はもしも保証700で、購入価格が50,000～99,999円の場合は1回目は10,000円、2回目は15,000円、購入価格が100,000円以上の場合は1回目は12,000円、2回目は18,000円で修理してくれます。

端末保証は万が一の故障の時に役に立つものですので、心配がある人は入っておきましょう。

もしもシークスの回線速度は速い？遅い？

もしもシークスの通信速度は当サイトでは計測していないものの、他のドコモ系格安SIMの平均よりも少し速いようです。

朝方や夜間など利用者が少ない時間帯は比較的速度が速く、快適にインターネットを楽しめます。

昼間や夕方など回線が混雑する時間になると通信速度が落ちてしまいますが、動画やゲームは厳しくてもブラウジングやSNS程度であれば問題ない速度です。

音声通話に力を入れており、データ通信についてはサービス内容がそこまで充実していないもしもシークスですが、通信速度はそれなりなので、速度に過度な期待を抱かなければ使用には問題ないでしょう。

もしもシークスの評判ってどうなの？

もしもシークスの評判はやはり格安SIMでかけ放題オプションの評価が高く、特にかけたい放題フルは無制限のかけ放題かつ月額1,800円というサービスと価格で満足度が高いようです。

一方もしもシークスは音声通話以外では全体的に料金が高めなのがマイナス評価で、データ通信は他社と比べても高額ですし、初期費用やプラン変更、オプション料金なども割高です。

また、かけ放題を使わない場合は20円/30秒の通話料がそのままかかってしまうため逆に高くなってしまいます。

やはりもしもシークスは「かけたい放題フルを使うかどうか」で評価が分かれるようです。

サポートに関しては店舗が全国にあるため、持ち込みでサポートしてもらえるという安心感があります。

もしもシークスのメリット・デメリット

もしもシークスのメリット

最安980円で通話プランが利用できる
完全かけ放題の「かけたい放題フル」が使える
データ通信と音声通話の両方が使い放題になる
iPhoneをはじめ、ユニークな端末を取り扱っている
店舗数が業界最多
口座振替が利用できる

もしもシークスのメリットであり最大の特徴と言えるのは完全かけ放題の「かけたい放題フル」です。

月額1,800円に音声プランの基本料金980円を合わせて2780円でかけ放題の回線が維持できます。

データ通信をほとんどしない人、もしくはDSDS機能でデータは別のSIMを使う人はデータ量の少なさを気にしなくてもいいいので、かけ放題のメリットを十分に享受できるでしょう。

またもしもシークスは取扱端末に幅があり、HUAWEI P9 liteやarrows M03など人気のAndroid端末に加え、iPhoneもiPhone6s,iPhone6sPlus,iPhoneSEの3機種を取り扱っています。

他にもガラケーやキティちゃんの形をしたスマホ、固定電話の代わりに使える「固定電話形携帯電話」などの一風変わった端末を購入することもできます。

また、もしもシークスは直営店と代理店を合わせた取扱店舗数が業界最多です。

地方によっては県に一件ということもあり、どの町にもあるというほどの数ではないのですが、店舗が近くにある人は店頭での申し込みやサポートを受けられるので初心者や格安SIMに詳しくない人も安心です。

しかも店頭であれば支払方法を口座振替にすることも可能なので、クレジットカードがない人でも契約できるのはうれしいですね。

ただし、口座振替にする場合は保証金として6,000円が別途必要なので注意しましょう。

もしもシークスのデメリット

データ通信の料金が高め
データ容量の追加チャージができない
プラン変更が有料
初期費用やオプション料金も他社より高い
全プランで12ヶ月の最低利用期間あり
かけたい放題フルを使わない場合はメリットがほとんどない

もしもシークスは完全かけ放題を安価に利用できるのがメリットですが、逆にかけたい放題フルを使わない人にはわざわざもしもシークスを使うメリットがあまりありません。

もしもシークスには5分定額のかけたい放題ライトもありますが、他社は同額で10分かけ放題だったり、料金が安かったりするため積極的に選ぶには至りません。

無料の通話アプリもないので、かけたい放題以外で通話を安くしたい人は他社のアプリを使うことになります。

データ通信は料金が割高でデータ容量チャージもなく、通信速度も特別速い訳ではないため、データ通信メインの人にもメリットは乏しいでしょう。

よって、かけたい放題フルを使わない人はもしもシークスよりも他社を選んだほうが安く運用できることが多いです。

また、もしもシークスはデータプラン含む全プランで12カ月の最低利用期間があるのもデメリットです。

格安SIMのデータ通信専用プランは最低利用期間がなくいつでも解約できるのが一般的なので、自由度が制限されてしまうのはその使い勝手が悪くなります。

各種手数料も高めで、他社では3,000円の契約事務手数料が5,000円となっており、プラン変更にも3,000円必要です。

細かいことですが通話オプションの留守番電話やキャッチホンも他社より100円高くなっています。

もしもシークスはかけたい放題フルは安くてお得ですが、それ以外については高くつくことが多いです。

契約する際は、初期費用や手数料を含めた料金全体を確認するようにしましょう。

もしもシークスの現在実施中のキャンペーン(2018年4月現在)

もしもシークスでは2018年4月現在、キャンペーンを実施していません。

もしもシークスで取り扱い中の端末

もしもシークスで現在取り扱っている端末は以下の通りです。

※各端末のリンクをクリックすると当サイト内の端末紹介記事に飛びます

もしもシークスは扱っている端末の数自体はあまり多くありませんが、キティちゃんの形をしたものや固定電話のような端末などユニークなものを扱っています。

格安SIMではあまり取り扱われないiPhoneSEを扱っているので、iPhoneをセット購入したい人には選択肢の1つです。

iPhone以外にも人気機種のHUAWEI P10 liteやコスパの高いZenFone Liveなど、使い勝手の良い機種を多数取り揃えています。

もしもシークスでiPhoneは使える？など移行に関する情報

もしもシークスの申し込みはインターネットと店舗のどちらでも可能です。

取り扱い店舗が全国にあるので、サポートを受けたい人や口座振替を利用したい人は近くの店舗で申し込みましょう。

もしもシークスはドコモ回線を利用しているので、SIMフリー端末とドコモ系端末はそのまま挿してAPN設定をするだけで移行が完了です。

iPhoneはキャリアで買ったもの、SIMフリーどちらも使えますが、もしもシークスではiPhoneも取り扱っているので、サポートが必要な人はもしもシークスのSIMと一緒に購入するのも良いでしょう。

ただしもしもシークスで販売しているiPhoneはドコモ版かつSIMロックされたものですが、ドコモ製品はドコモから直接購入した人以外はSIMロック解除ができません。

つまりもしもシークスのiPhoneは現状SIMロック解除不可のため、他社で使う場合でもドコモ系の格安SIM以外では使えませんのでご注意下さい。

もしもシークスのまとめ

もしもシークスはまず時間無制限のかけ放題を利用したい人におすすめです。

かけたい放題フルは基本料金と合わせても2,780円という安さで利用できるので、格安SIMでも電話をたくさんしたい人はもしもシークスを使うメリットがあります。

また高速データ通信が必要ない人は月額980円で音声通話回線が維持できるので、着信用の電話番号をキープしたい人にもいいでしょう。

逆に、かけたい放題フルを使う予定がない人、データ通信メインの人は割高になりやすいのでおすすめではありません。

自分の電話の利用状況をしっかりと見返し、かけたい放題フルを使ったほうがお得な場合はもしもシークスを利用することを検討しましょう。

もしもシークスへの申し込みは以下のリンクから可能です。

申し込み：もしもシークス

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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