「Xperiaアンバサダーミーティング」大阪のイベントに参加して約2週間が経過しました。

その間、今まで使っていたXperia Z3からモニターでお借りしたXperia Z5へSNS等のアカウントも全て移行し、メイン端末として普段使いをして見ました。

ソニーさんから実機をお借りしているからと言って、バイアスをかけることなく、Xperia Z5を使っていて気づいた点や、良かった点、悪かった点などをユーザー目線で本音で書かせていただきます。

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あまりにも手に引っかかりがないXperia Z5に不安感を覚える

お借りしたXperia Z5を触っているとすぐに気がついたのが「滑りやすい」ことでした。

現在、メインで使用中のXperia Z3の本体背面は光沢感がありツルっとした感触で、手のひらに軽く載せるように本体を置いても、背面に指が当たっていれば指の指紋に吸い付くような感じでグリップ感があります。反面、指紋などの汚れが付きやすくもあります。

これと比較してXperia Z5の本体背面は、化学エッチングが施されたフロストガラス(すりガラス)になっており、サラっとした手触りで本体に汚れが付きにくいのが特徴です。

しかし、汚れが付きにくいというのはメリットばかりではなく「グリップ感が無く滑りやすい」というデメリットも大きいと感じました。

Xperia Z5を触っていると、サイド、背面ともにすべすべでグリップ感が無いため、どのような持ち方をしても「地面に落としてしまうんじゃないだろうか」という不安を覚えました。

  • 垂直近くまで傾けても落下しないXperia Z3【1枚目】
  • これ以上傾けると地面に落下するXperia Z5【2枚目】

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操作していて地面に落としそうで怖いので、Xperia Z3に付けていたスマホリングをXperia Z5のほうに付け替えることにしました。

ちなみに個人的なこだわりですが、これから本格的な冬に向かっては問題ありませんが、夏場はとくにスマホの発熱が気になります。

Xperia Z3もゲームなどをプレイすればかなり発熱するので、放熱を阻害するスマホケースやカバー類は使わないことにしています。

個人的に一番気に入っているのが本体背面に粘着テープで取り付ける「スマホリング」です。

リングの部分に中指を通して操作すると誤って地面に落としてしまうということが全くありません。

当然のごとくXperia Z3のスマホリングをXperia Z5に付け替えてしばらく使っていたのですが・・・・。

ソファーに寝そべりながら見上げるような感じでXperia Z5でネットを見ていたとき、スマホリングが剥がれて顔面にXperia Z5が落下してきました。

「痛っ!」

そう、汚れが付きにくいということはすなわちスマホリングの粘着力も弱いと言うことなのです・・・。

Xperia Z3で付けたりはがしたりしていたスマホリングなので粘着力が落ちていたのかもしれませんがこれでは不安で使えません。

急遽ヨドバシカメラ梅田に走り、色々悩んだ結果、リング付きのストラップに落ち着きました。

【画像左】Xperia Z3、【画像右】Xperia Z5

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しかし、ストラップ型リングをしばらく使っているといつの間にかXperia Z5の本体背面に細かなキズが付いていることに気づきました。

どうやらポケットに出し入れする際にリングと本体背面が当たってキズが付いてしまったようなのです。

ソニーさん、大変申し訳ありません(滝汗)ホントにワザとじゃないんです。どうかお許しください。

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これはイカンと思い、近所のヤマダ電機にダッシュして背面保護フィルムを購入して貼ることに。と、ここで閃きました!

背面保護フィルムを貼れば、スマホリング普通に付くんじゃね?

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Xperia Z5の本体背面に保護シートを貼ってスマホリングを付けるとうまくいきました!

粘着力も申し分ありません。これならおそらく使用中に剥がれることはないでしょう。

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最初からこうしておけば良かったですねって言ってもあと数日で返却するんですけどw

まぁでも「ここ」でこんなに悩むとは思いませんでした。そんなこんなの経緯があり、Xperia Z5のフロストガラスの背面パネルはあまり好きにはなれませんでした。

いずれにせよ、本体が滑りやすいという点は、スマホケースを使えば簡単に問題解決しますのでご使用をおすすめします。

Xperia Z5のトリルミナスディスプレイは美麗の一言に尽きる

Live Color LEDを採用したXperia Z5のトリルミナスディスプレイはブラビアで培った技術が盛り込まれ「広色域、高精細、高コントラスト」を実現しています。

現在、私が使っているXperia Z3【画像右】と、お借りしたXperia Z5【画像左】の両端末の画面を比較しても明らかに発色の鮮やかさ、コントラストが全く違います。

両機種ともに画面の明るさ最大で高画質モードはX-Reality for mobileを適用。

Xperia Z5の液晶はうっとりするほどの美麗さで大満足です。

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Xperia Z5のバッテリー持ちはいたって標準的

Xperia Z5のバッテリー容量は2,900mAh。2日持つと謳っているバッテリーの持ち具合はどうなのかを検証。

日曜日の11時ぐらいに起きてから、Xperia Z5の「STAMINAモード」をONにし、その日1日途中でを充電すること無く過ごしてみました。

多少ネットを見たりメールチェックをしたりしてから、12:00から30分ほどゲームをプレイ。その後スリープで1時間しました。

13:30の時点でバッテリー残量85%です。

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その後もスリープで放置し、午後4時ぐらいにスタバでコーヒーを飲みながらメールチェックやFacebookなどを15分ぐらい見てまたスリープ。

16:49分の時点でバッテリー残量58%です。

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その後、18:43分までスリープで放置。18:43分の時点でバッテリー残量43%。

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その後、少しメールチェックやFacebookを見て7時から30分ほどゲームをプレイ。

バッテリーがゴッソリ減って19:30の時点でバッテリー残量24%。危険水域です。

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その後、スリープで放置し21:07分の時点でバッテリー残量15%。もうそろそろ限界です。

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ゲームを1時間もプレイすると丸一日バッテリーを持たせるのは厳しいです。

ほとんどスマホに触らずに過ごさなければとても2日はバッテリーは持たないと感じました。

ゲームをプレイせずにメールチェック、Webブラウジング、SNSの利用程度であれば、丸一日充電無しでもバッテリーの持ちは余裕だと思います。

電池の持ちに関して言えば、標準的な感じでこんなものだと思います。

ベンチマークソフトは一切インストール不可

AnTuTu Benchmark、3DMark、Geekbench3、GFXBenchなどをインストールを試みましたが、モニター機ということもあるのか、ベンチマークソフトは一切インストールできませんでした(涙)

インストールしようとすると、

【Package deleted】a package is deleted due to somc policy

というアラートとともに即アンインストールされてしまいます。

うーん、これは仕方ありませんね。

Screenshot_2015-11-27-15-32-23

ベンチマーク結果などは他サイトなどでも検証されており幅広く紹介されていますので詳しくはそれらの記事をご参考にしてください。

当サイトでは、ベンチマーク結果として数値で出すことはできませんが、体感でフィーリングでなんとなく言ってしまえば、

Xperia Z3と比較してXperia Z5の方がサクサク動きます(笑)

CPUも最新になってメモリも2GB→3GBに増えているんですから当たり前と言えば当たり前ですよね。

こんなことしか書けなくてすいませんw

Xperia Z4で問題となった発熱もXperia Z5では許容範囲内

Xperia Z5はXperia Z4と比較して放熱対策が強化されています。

ヒートパイプも従来の1本から2本に増やされており、各所に効率よく熱を逃がす工夫が盛り込まれています。

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3Dゲームをプレイした直後に本体背面の温度を計測すると一番熱い部分でも45度~46度前後。温度測定の間にも温度がどんどん下がって言っているのがリアルタイムでわかり、冷却もかなり早いですね。

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次に、テストのために充電をしながら3Dゲームをプレイした結果、47度~48度付近まで温度が上昇しました。

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さらに充電しながら3Dゲームをプレイした直後にカメラを起動すると「カメラの温度が上昇しています」という警告が表示されました。

2週間で温度上昇の警告が出たのはこのテストの時の1回のみ。普段使いで温度警告が出ることはほとんど無いでしょう。

Xperia Z4の時からの懸念であった発熱問題に関しては十分クリアしていると言って良さそうです。

※充電しながらバッテリー消費の多いゲームをプレイするのはバッテリーの劣化を早めるのでやめましょうね。

発展途上な印象のXperia Z5の指紋認証センサー

Xperia Z5の注目の新機能の売りの一つは指紋認証センサーと一体化した電源ボタンです。

これにより、スリープ状態から電源オンで一瞬で端末ロック解除が可能となっており、他社のスマートフォンと比較して利便性が高いのが特徴です。

スリープ状態からスパッと一発でロック解除してホーム画面が表示されると気持ちいいことこの上ありません。

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端末の設定画面の「セキュリティ」から指紋設定をします。最大で5パターンまで指紋の設定を登録することが可能です。

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1つの設定につき19回タッチして指紋を登録していきます。指を少しづつずらしながらタッチしていくのがコツです。

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タッチしていくたびに緑色の円型のステータスバーが伸びていきます。

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指紋認証は割とシビアなので、解除専用の指を決めておいて5パターン全部登録するのが解除失敗を減らすおすすめの方法です。それでも解除失敗はあります。

指紋認証は最初はかなり快適だなと思って使っていましたが、普段通っているスポーツジムのシャワー室で大問題を発見してしまいました。

指や電源ボタンが少しでも濡れているとほぼ間違いなく解除に失敗します。

指が濡れた状態で何度も試しましたが解除はほぼ不可能でした。

指紋認証に5回連続で失敗すると指紋認証機能がロックされPINコードでの解除になります。

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と、ここで閃き!

指が濡れた状態で指紋登録したらいけるんじゃね?

早速、指が濡れた状態で指紋を登録しようと試みましたが、ダメっ!!

あっさり「センサーの汚れをふき取ってから、やり直してください」と言われ断念しました。

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仕事柄、水を扱ったりすることの多い人や、雨の日なんかはとても不便な思いをするのではないでしょうか。

これは残念です・・・防水機能はXperiaの強みの1つのハズですがそれを生かし切れていません。

Xperia FILE002のプロサーファー中村さんがこの指紋認証センサーを使ったら何というでしょうか?

想像するとちょっと胸が苦しくなりますが、水を扱うことが多い方は指紋認証機能をオフで使うことを推奨します。

まだまだ発展途上な電源ボタン一体型の指紋認証センサーですが、アイデアとしては良いので次のXperia Xでは濡れた指でもロック解除できるようにブラッシュアップを期待します。

強化されたXperia Z5のハイレゾオーディオ再生機能

Xperia Z4からXperia Z5でオーディオ周りは多少ですが強化されました。Xperia Z5のオーディオ機能のおさらいしておきましょう。

  1. ハイレゾとノイズキャンセリングの両立を実現(※1)
  2. 圧縮音源でもハイレゾ相当のサウンドにアップスケーリングが可能(DSEE HX)
  3. ClearAudio+であらゆるジャンルのサウンドを最適化
  4. ヘッドホン認識機能で音質自動調整
  5. LDACで従来の3倍の転送量実現。ワイヤレスでも高音質再生。
  6. フロントステレオスピーカーによる高音質再生
  7. ノイズキャンセリングヘッドホンで3Dバイノーラル録音が可能

Xperia Z5のオーディオ設定画面に入ると「DSEE HX」が増えていることがわかります。

  • 【1枚目】Xperia Z3オーディオ設定画面
  • 【2枚目】Xperia Z5オーディオ設定画面

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「DSEE HX」はMP3などの圧縮音源でもハイレゾ相当のサウンドへ補完してくれるという機能です。

ストリーミング時の音楽再生にも「DSEE HX」のアップスケーリングの効果があるというウワサです。

Xperia Z5は別売のノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-NC750)を使えば、ハイレゾ再生とノイズキャンセリングの両立が実現可能となっています。

MDR-NC750はお借りできなかったのでテストはしていませんが、ソニーストア大阪でハイレゾウォークマンとMDR-NC750の組み合わせで視聴した際には、12,000円前後とお手頃な価格ながらも侮れない音質だと感心しました。

元々、デジタルノイズキャンセリングは、ヘッドフォンに搭載されたマイクで周囲の環境音と逆位相の音をぶつけることでノイズをかき消す仕組みなので、マイクが搭載されています。

この環境音を拾うマイクは通話にも使えるので、Xperia Z5を入手した際にはこちらのヘッドホンも是非手に入れておきたいところです。

参考:ハイレゾ対応ノイズキャンセリングヘッドフォン(MDR-NC750)【ソニーストア】

MDR-NW750N

「ClearAudio+」をONにした状態で、Xperia Z3とZ5のハイレゾ再生での音質の違いをチェックして見たところXperia Z5の方がサラウンドが良くなっている印象でした。

ですが、基本的に音質に体感できるほどの大きな違いは無いと言って良いでしょう。

【追記】Xperia Z5はSIMフリー版がコスパ良し!

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海外版のSIMフリー版「Xperia Z5 E6653」は技適マークが付いているので日本国内で使用しても電波法に違反せずに利用できます。

SIMフリー版の「Xperia Z5+格安SIM」の組み合わせと国内キャリア版のXperia Z5の料金比較をすると、キャリア版の方が2年間で2倍近くもコストが高くなります。

最近の急激な円高進行によって、エクスパンシスさんではSIMフリー版のXperia Z5が大きく値下がり中です。

  • Xperia Z5 Premium E6853:68,135円
  • Xperia Z5 compact E5823:47,850円

「Xperia Z5 compact」については、47,850円と、ついに5万円を切る価格で販売されておりかなりお買い得感が高くなっています。

今から手に入れる場合はSIMフリー版を購入した方が2年というスパンで見るとかなりお得になのでおすすめです。

技的マークが付いているSIMフリー版Xperia Z5シリーズ

  • Xperia Z5 (E6653)
  • Xperia Z5 Compact(E5823)
  • Xperia Z5 Premium(E6853)
  • ※その他のモデルは技的マークが無いので買い間違えないようにご注意

Xperia Z5レビュー記事一覧

  1. Xperia Z5 compactはSIMフリー版が安くてお得な件
  2. ソニーの技術の粋を極めたXperia Z5【Xperiaアンバサダーミーティング】
  3. XperiaZ5を2週間テストした感想-カメラ編【Xperiaアンバサダー】
  4. XperiaZ5と行く出雲大社の旅【Xperiaアンバサダー】
  5. 庭園日本一!XperiaZ5と足立美術館へ【Xperiaアンバサダー】

SIMフリー版のXperiaの活用方のまとめは以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/sony-xperia-simfree/”]

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]

現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]