2017年度第2四半期(9月末)の契約数が1000万件を超えたことが発表され、ますます勢いの出てきた格安SIM業界。

キャリアの料金に不満のある人がいかに多いかの現れでもありますが、その格安SIM業界でも1、2を争う人気なのがY!mobile(ワイモバイル)です。

いわゆる他社のようにキャリアから回線を借りているMVNOではなく、自社回線のあるMNOですが料金の安さから格安SIMとして扱われています。

ソフトバンクのサブブランドでもあるワイモバイルはCM戦略によって高い認知度を誇り、同じくauのサブブランドであるUQモバイルとも激しい争いを繰り広げています。

ワイモバイルが世間の関心を集めているということで2018年2月現在取り扱っている端末とその価格をまとめ、独断によるおススメ機種を選定してみました

格安SIM選び、また端末選びの参考にしていただければ幸いです。

またワイモバイルのサービス全般についてのまとめは以下の記事になります。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/ymobile/”]

Y!mobile(ワイモバイル)で取り扱っている機種一覧

ワイモバイルで2018年2月現在取り扱いのあるスマホの機種と価格は以下の通りです。

それぞれ一括購入時の価格、月額割引を端末価格から引いた支払い総額をまとめました。

月額割引はスマホプランS/M/Lのいずれかで端末を購入した際に発生する割引で、端末に関係なく適応されるイチキュッパ割は含めていません。

端末名一括価格月額割引適用後価格
(スマホプランS)
月額割引適用後価格
(スマホプランM)
iPhone6s 32GB70,524円39,420円26,460円
iPhone6s 128GB83,484円52,380円39,420円
iPhoneSE 64GB52,380円26,460円13,500円
iPhoneSE 128GB65,340円34,236円21,276円
Android One X162,748円39,420円26,460円
Android One X267,932円44,604円31,644円
Android One X367,932円44,604円31,644円
Android One S131,644円540円540円
Android One S231,644円540円540円
Android One S332,400円なし(月額割引対象外)なし(月額割引対象外)
Android One S432,400円なし(月額割引対象外)なし(月額割引対象外)
507SH,Android One36,828円540円540円
HUAWEI nova lite for Y!mobile26,460円540円540円
DIGNO E31,644円540円540円

なおNexus6など表に記載していない機種はオンラインショップでは取り扱いがなく購入できません。

実店舗であれば在庫があればで購入可能ですが、古い機種なので特別な理由がない限りわざわざ購入する必要もないでしょう。

安さ重視の人は540円で買える機種をチョイス!

表を見ると、月額割引を適用後の価格が540円になっているのが5機種あり、これらは購入時に540円払えば残りの代金は割引で全て相殺されます

またこれ以外の機種ではスマホプランによる割引額の差がなく、一番低価格のスマホプランSでも540円で購入できるのも嬉しいところです。

この5機種、Android One S1/S2、507SH,Android One、HUAWEI nova lite for Y!mobile、DIGNO Eの中ではどれがいいでしょうか?

この中で一番スペックがいいのはkirin655を搭載し、メモリもこの5機種の中で一番多いHUAWEI nova lite for Y!mobileです。

その次はSnapdragon617を搭載している507SH,Android Oneで、後はSnapdragon 430のAndroid One S1、Snapdragon 425のAndroid One S2、DIGNO Eという順番で続いていきます。

スペック重視ならHUAWEI nova lite for Y!mobile防水やワンセグが欲しい人は507SH,Android Oneを選ぶのがいいでしょう。

スペック重視の人におススメ機種は?

少しお金を出してもスペックのいい機種が欲しいという人もいるでしょう。

今の機種でスペックがいいのは、AndroidではAndroid One X3とX2が同じSnapdragon630を搭載しており、他機種よりも頭一つ抜けています

この2機種はストレージとメモリはX2が多く、その代わりX3はワンセグや赤外線通信など機能面が充実しているという特徴があるので、ワンセグが必要な人はX3、ストレージ重視の人はX2がいいでしょう。

一方iPhoneは発売から2年経ったiPhone6sとSEが購入できる機種ですが、今でも十分通用する性能は持っていますのでiPhoneデビューしたい人はこちらでも問題ありません。

両者の大きな差はディスプレイサイズですので大きいサイズがいい人は6s、コンパクトな方がいい人はSEにしましょう。

今なら一括限定でiPhone SEが10,534円!

また現在ワイモバイルでは2018年1月12日から4月1日までの期間限定でiPhone SEの32GBが税込10,534円、128GBを21,348円で購入できるキャンペーンを実施中です。

こちらはワイモバイルを新規契約もしくは他社からの乗り換え(ソフトバンクは対象外)で契約し、iPhoneSEの一括購入が条件です。

また2年の利用が必要で、途中で解約した場合は通常の解約料とは別に経過期間に応じた解除料(32GBは最大29,999円、128GBは最大40,000円)がかかります。

ただスマホプランそのものが2年縛りなので、安く買ってすぐ他に移るのは元々メリットがありません。

2年縛りが嫌な人はそもそもワイモバイルを契約しないでしょうから、このペナルティは大きなネックにはならないと思います。

Y!mobile(ワイモバイル)ってどんな格安SIM?

ワイモバイル(Y!mobile)は冒頭でも触れましたが、ソフトバンクが運営する格安SIMです。

ワイモバイルの格安SIMサービスについての特徴をまとめると以下のようになります。

  • ソフトバンク+ワイモバイルのエリアで使える
  • 10分以内の通話がかけ放題
  • 通信速度が速い
  • 実店舗で即日開通可能
  • ソフトバンク端末でもSIMロック解除が必要
  • スマホプランは2年縛り+自動更新

まず回線はソフトバンクのものに加え、ワイモバイルが独自に持っている通信設備も使えるため「ソフトバンク+α」のエリアが利用可能です。

また主要プランの「スマホプラン」では10分以内の通話がかけ放題で、通話に強い格安SIMです。

通信速度はほぼソフトバンクと同等で、キャリア品質の速度があります。

またワイモバイルは全国各地に実店舗を設けているため、即日の契約とMNP手続きが可能です。

端末に関してはSIMフリースマホに加えソフトバンクのものが使えますが、ソフトバンクで買った端末はSIMロック解除が必要です。

またスマホプランは2年縛りで自動更新というキャリアに近い契約期間で縛りなしのプランはかなり割高なため、自由に解約や乗り換えがしたい人は他の格安SIMを選ぶのがいいでしょう。

ワイモバイルについてのまとめは以下の記事をご覧ください。

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Y!mobile(ワイモバイル)のまとめ

以上、現在ワイモバイルで取り扱い中のスマホについて価格とスペック面を考慮して整理してみました。

記事の内容を再度まとめます。

  • 安さ重視の人はHUAWEI nova lite for Y!mobileか507SH,Android One
  • スペック重視の人はAndroid One X3かX2、もしくはiPhone 6s/SE
  • 新規もしくは乗り換えでiPhone SEの32GBが10,534円、128GBが21,348円で買える

ワイモバイルへの移行をお考えの人で、端末を購入しようとお考えの人はご参考ください。

ワイモバイル(Y!mobile)は以下のリンクから契約が可能です。

参考:ワイモバイル(キャッシュバックキャンペーンページ)