iPhone7とiPhone 7 Plusが発売されてから一年半以上が経過しました。
ドコモなどの大手キャリアでiPhone7/7Plusを購入した人は、もう少しすると2年の契約更新時期を迎えます。
キャリアの料金は端末購入時の値引きがないと割高なので、まだ新機種に買い替える必要を感じないのであれば、料金をかなり節約できる格安SIMへの移行がおススメです。
もしあなたがキャリアで月5千円以上の料金を支払っているのであれば、ワイモバイルに移行すれば半額以下で運用することも可能です。
この記事ではiPhone7/7Plusをワイモバイルで使った時どのくらいお得になるか、また移行の手順や流れをまとめます。
キャリアから格安SIMへの移行を検討中の方は参考にご覧ください。
目次
そもそもワイモバイルでiPhone7/iPhone 7 Plusは使える?
ワイモバイルでiPhone 7/7Plusが使えるかどうかですが、問題なく使用可能です。
通信や通話はもちろん、テザリングやapple payなどの機能面も制約なしに使えます。
ワイモバイルで使うまでの手順も難しいところはない(詳しくは後述)ので、現在キャリアで使っている人はほぼそのまま利用可能と思っていただいて結構です。
ただこれからiPhone 7/7 Plusを購入したいという人は、ワイモバイルでの取り扱いがないためキャリアもしくはアップルストアで購入したものを使うことになります。
ワイモバイルでどのくらいお得になる?
まずワイモバイルに移行するとどのくらい安くなるのでしょうか?
ワイモバイルの月額料金をまとめてみました。(価格はすべて税込)
月額基本料 | データ容量 | 無料通話 | 契約期間 (自動更新) | |
---|---|---|---|---|
スマホプランS | 1年目:2,138円 2年目以後:3,218円 | 2GB※ | 10分以内の通話 (回数無制限) | 2年 |
スマホプランM | 1年目:3,218円 2年目以後:4,298円 | 6GB※ | 10分以内の通話 (回数無制限) | 2年 |
スマホプランL | 1年目:5,378円 2年目以後:6,458円 | 14GB※ | 10分以内の通話 (回数無制限) | 2年 |
※データ容量2倍オプション適用後の容量
ワイモバイルは新規契約から2年間はデータ容量が2倍になるため、スマホプランSでも2GBのデータ容量があります。
これは普段スマホをよく使う自宅などにwifi環境があれば十分毎月のデータ通信を賄える容量です。
キャリアの主要プランと比較
対してドコモなどの大手キャリアの主要なプラン料金が以下となります。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
最低月額料金 | 5,940円(2GB) | 5,687円(3GB) | 5,292円(1GB) |
5GB | 7,560円 | 6,037円 | 7,560円 |
20GB | 8,640円 | 7,177円 | 8,640円 |
※ドコモ‥カケホーダイライト+パケットパックの価格
※au‥スーパーカケホ+データ定額の価格
※ソフトバンク‥スマ放題ライト+データ定額の価格
ドコモなどの大手キャリアでは一番安いプランにしても5,000円以上かかるので、ワイモバイルに移行すれば半額以下に抑えることができます。
主要プランでの価格差はかなり大きいため、ほとんどの人はワイモバイルに移行する事で通信費をかなり安くすることができます。
キャリアの格安プランとの比較
またauやソフトバンクでは端末割引がない代わりに料金が格安になるプランがあります。
こちらも価格をまとめてみました。
au ピタットプラン | ソフトバンク ワンキュッパ割 | |
---|---|---|
1GB | 1年目:2,138円 2年目以後:3,218円 | 1年目:2,678円 2年目以後:3,758円 |
2GB | 1年目:3,218円 2年目以後:4,298円 | なし |
3GB | 1年目:4,298円 2年目以後:5,378円 | なし |
5GB | 1年目:5,378円 2年目以後:6,458円 | なし |
※かけ放題なしの最安価格
※ワンキュッパ割はソフトバンクの光回線を同時利用で発生する「おうち割 光セット」を除いた価格
ピタットプラン1GBの価格はワイモバイルのスマホプランSと同価格です。
しかしワイモバイルは10分のかけ放題がついているので、5分のかけ放題のスーパーカケホをつけた場合500円アップし、データ容量も2GB使うと1000円アップします。
そのためワイモバイルに近いデータ容量2GB+5分かけ放題にした場合ワイモバイルよりも1,500円高くなります。
またソフトバンクのワンキュッパ割はデータ定額ミニ(1GB)でしか適用されません。
私は家と職場にwifi環境がありデータ通信のほとんどをwifiでまかなっていますが、それでも1GBは使うのでほとんどの人は1GBでは足りないでしょう。
キャリアの格安プランは価格面ではワイモバイルに近いですが、サービスの内容を考えるとやはりワイモバイルに軍配が上がります。
ワイモバイルはキャッシュバックキャンペーンでさらに安くなる
さらにワイモバイルでは現在音声プランの「スマホプラン」を新規もしくは乗り換え(MNP)で契約する人を対象に、最大20,000円がキャッシュバックされるキャンペーンを実施中です。
キャッシュバック額はプランによって異なり、以下のようになっています。
- スマホプランS…10,000円
- スマホプランM/L…20,000円
これを月額料金で相殺した場合、スマホプランSでは月約416円、スマホプランMとLでは月約833円の割引に相当します。
キャッシュバックと月額料金を相殺した価格は以下の通りです。
月額基本料 | |
---|---|
スマホプランS | 1年目:1,722円 2年目以後:2,802円 |
スマホプランM | 1年目:2,385円 2年目以後:3,465円 |
スマホプランL | 1年目:4,545円 2年目以後:5,625円 |
通常のプラン料金で比べればワイモバイルよりも安い料金の格安SIMもありますが、キャッシュバック分を引いて比べればそれらと比較しても見劣りしません。
元々のワイモバイルのメリットである通信速度やかけ放題を考えれば、最強に近い格安SIMと言っていいでしょう。
以下のバナーをクリック(タップ)して行けるワイモバイルのオンラインストアで契約すればキャッシュバックが適用されます。
このキャンペーンについては以下の記事に詳しくまとめていますのでよろしければこちらもご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/ymobile-campaign/”]
ワイモバイルでiPhone7/7Plusを使う方法
ワイモバイルでiPhone 7/7Plusを使うには、契約の方法によって2つのパターンがあります。
1.iPhone7/7Plusをワイモバイル店舗に持ち込んで契約する
まずはSIMフリー版やSIMロックを解除したiPhone7/7Plusをワイモバイル店舗に持ち込んで契約する方法です。
ワイモバイルの店舗は即日MNPが可能なので、一日で手続きを済ませたい人やネットでの手続きが面倒な人におススメです。
2.ワイモバイルオンラインストアで契約したSIMをiPhone7/7Plusに挿して使う
オンラインストアでSIMを契約し、届いたSIMを挿して使う方法です。
こちらは前述のキャッシュバックキャンペーンも利用でき、店舗で順番待ちをする必要もありません。
契約手続きからSIMの配送までは数日の間がありますので、その余裕があってネットでの手続きが苦でない人はオンラインストアでの契約がおススメです。
キャリアのiPhone7/iPhone 7 Plusからワイモバイルへの乗り換え方法と流れ
ここではキャリアで購入したiPhone7/7Plusをワイモバイルで引き続き使う場合のオンラインストアでの契約や準備することなど全体の流れをご紹介します。
1.端末のSIMロック解除
まず移行前に端末のSIMロックを解除します。
iPhoneは全ての会社の周波数に対応しているので、SIMロックを解除すればどの格安SIMでも使えます。
SIMロック解除は各社のマイページから自分でやる方法と、ドコモショップなどの店舗に持ち込んでやってもらうのと二つの方法があります。
マイページから行う場合は無料でできますが、店舗でSIMロックを解除してもらう場合は手数料が3,000円必要です。
スマホを使える人であればマイページからの解除はそれほどハードルが高くないでしょうから、まずは自分で解除にチャレンジして、無理そうならショップでやってもらいましょう。
参考:2015年5月以降に発売された機種の手続き(ドコモ公式)
参考:SIMロック解除のお手続き(au公式)
参考:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除(ソフトバンク公式)
2.ワイモバイルSIMの契約
SIMロックが解除できたらワイモバイルSIMを契約します。
前述しましたが、新規契約もしくはドコモもしくはauからのMNPで契約すると最大20,000円のキャッシュバックキャンペーンが適用されます。
ワイモバイルの契約はこちら(キャッシュバックキャンペーンページ)
この後は入力内容の確認、重要説明事項の確認を経て契約完了します。
契約手続きが完了すれば、本人確認書類や入力情報に不備がないかの審査を経てSIMカードが配送されます。
参考:お申込みからご利用開始までの流れ(Y!mobile公式)
3.APN設定
SIMが到着したらiPhoneに差し込み、APN設定をします。
iOSのAPN設定は以下のアドレスにsafariでアクセスするとAPN設定プロファイルがダウンロードされ、自動でAPNが設定されます。
参考:APN設定用の構成プロファイル(Y!mobile公式)
以上がワイモバイルでiPhone7/7plusを使うためのおおまかな流れとなります。
契約の手間など色々加味しても、恐らく1~2時間あれば作業は完了するでしょう。
iPhone7/7Plusを使っている人は格安SIMへ移行して通信費を節約しましょう!
ワイモバイルをおすすめする理由と他の格安SIMより優れているポイント
格安SIMサービスを行っている会社は多くあり、ワイモバイルは全てにおいて優れているわけではありません。
しかし以下に挙げる点においては他の格安SIMにはない強みを持っています。
どういった面でワイモバイルがおススメなのかを順に紹介します。
1.回線速度が速い
まずワイモバイルといえば回線速度。
格安SIMの中ではau系のUQモバイルと並び、それ以外の格安SIMよりも圧倒的に速いのが大きな利点です。
当サイトが独自で行っている速度計測においても常に1位2位を争っているだけでなく、昼12時台など他の格安SIMが遅くなる時間帯も全く速度が落ちないと抜群の使い勝手を誇っています。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2018-02/”]
2.時間無制限のかけ放題がある
次のおススメポイントは、格安SIMでは唯一通常の電話回線を使った時間無制限のかけ放題があるということです。
大手キャリアではかけ放題が標準でついていますが、格安SIMは3分、5分、10分といった時間限定のかけ放題がほとんどです。
現在新規申し込みが可能な時間無制限のかけ放題があるのはワイモバイルともしもシークス、イオンモバイルの3社となっていますが、イオンモバイルはIP電話のため電話番号が別になり、もしもシークスはプレフィックス回線で海外の回線を経由するため、固定電話にかけた際番号通知ができないという欠点があります。
その点ワイモバイルは通常の電話回線を使うため、アプリを使ったりすることもなく通常の電話をかけるのと全く同じ音質や使い勝手でかけ放題が使えます。
キャリアを使っている人の中には通話が弱いことを理由に格安SIMに移行しない人もいますが、ワイモバイルであれば通話と速度というキャリアの一番の利点をほぼ損なうことなく格安SIMに移行できます。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/nolimit-kakeho/”]
3.キャリアメール相当のメールアドレスが使える
キャリアメール相当のメールアドレスについてはあまりピンとこない方もいらっしゃるかと思います。
ほとんどの格安SIMでメールアドレスを作ることができますが、その多くはいわゆるPCメールと同じものです。
そのため、相手の携帯やスマホにメールを送っても迷惑メールフィルターで弾かれたり、オンラインバンキング等にメールアドレスを登録する時に使えなかったりします。
ワイモバイルで取れるアドレスはキャリアメールと同じ扱いなので、そういったことはなくほぼ同じように使うことができます。
まとめ
以上、ワイモバイルでiPhone7、iPhone7Plusを使う際の手順やキャリアとの料金比較、ワイモバイルに移行するための大まかな手順などをご紹介しました。
ワイモバイルはキャリアよりも格段に安い月額料金にも関わらず完全かけ放題や昼12時台でも落ちない通信速度など低価格かつ高品質のサービスを実現しています。
現在キャリアでiPhone7/7 Plusを使っている人でもワイモバイルに移行すればサービスの質を落とさずに料金を節約することができます。
安さに加えてサービスの品質を求める人は、ワイモバイルへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。
ワイモバイルの契約は以下のリンクから可能です。
参考:ワイモバイル(公式)