台湾のASUSはの中核を成すZenfoneシリーズ、その頂点に立つ端末が遂に日本でもリリースされます。
その名もZenFone AR。
近年話題となっているVR(仮想現実)技術のDaydream、AR(拡張現実)技術のTangoという最新の規格に世界で初めて同時対応した端末で、全てのスマホの中でも1,2を争うハイスペック仕様になっています。
この記事ではZenFone ARについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
ASUS ZenFone ARのスペック
ZenFone ARのスペックは以下の通りです。
機種名 | ASUS Zenfone AR(ZS571KL) |
---|---|
ボディカラー | ブラック |
サイズ(H×W×D) | 約158.98×77.7×4.6~8.95mm |
重量 | 170g |
OS | Android 7.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 821 2.35GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | BK64S6‥RAM 6GB/ROM 64GB BK128S8‥RAM 8GB/ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC(最大2TB) |
ディスプレイ | 5.7インチ 有機EL |
解像度 | 2560 x 1440ピクセル |
カメラ | アウトカメラ:2300万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 3,300mAh |
SIMスロット | nanoSIM x 2※ |
通信 | FDD-LTE:Band1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28 TD-LTE:Band38/40/41 3G(W-CDMA):1/2/5/6/8 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
DSDS (2回線同時待ち受け) | 〇 |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
GPS | ○ |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
加速度センサー | ○ |
近接センサー | ○ |
指紋認証センサー | ○ |
ジャイロスコープ | ○ |
おサイフケータイ | × |
防水/防塵 | ×/× |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
NFC | ○ |
希望小売価格 | BK64S6‥82,800円(税抜) BK128S8‥99,800円(税抜) |
※SIMスロットの一つはmicroSDスロットと共用
SoCはQualcommのSnapdragon 821。
今年に入って新たにSnapdragon 835がリリースされたため最新のSoCではなくなりましたが、まだまだ最強クラスの2.35GHz4コアSoCです。
最新のゲームなども含め現時点で行う操作はほぼ全てストレスなく動作するでしょう。
このZenFone ARはメモリ容量の異なる2つのモデルがあり、1つはメモリ6GBでストレージが64GB、もう一つはメモリが8GBでストレージは128GBとなっています。
メモリが8GB搭載されているのもスマホではZenFone ARのみだそうで、スペックの天井を押し上げた一台と言えそうです。
ディスプレイはフルHDを超える2560×1440の5.7インチ有機ELディスプレイで、これも現状のスマホではほぼ最高性能。
VR機能を使う場合ディスプレイは視界の全てを覆うことになるので、美しいに越したことはありません。
バッテリー容量は3,300mAhで標準的ですが、1日の外出であれば充電せずに過ごせるでしょう。
全体のスペックは去年発売されたフラッグシップモデルのZenFone3 Deluxeの6GBモデルを基準に、更にメモリなどが増強され、ZenFoneシリーズ最強モデルにふさわしい構成となっています。
ZenFone ARのカメラ性能など機能面について
ZenFone ARのカメラは背面2300万画素、前面800万画素となっています。
デュアルカメラのZenFone Zoom Sに比べると前面カメラの画素数は少なく感じてしまいますが、背面カメラの画素数は十分です。
F値2.0、レーザーオートフォーカスに光学式手振れ補正もサポートしており、カメラ性能としては十分なものを持っています。
カメラ機能以外の機能としては、センサー類では指紋認証センサーにジャイロセンサーを搭載していてポケモンGOのAR機能も使えます。
対応バンドはauの3G帯以外のドコモ/au/ソフトバンクに対応しており、auVoLTEにも対応しているので格安SIMを選ばない運用が可能です。
SIMスロットは2つあり、3GとLTEのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応しています。
防塵、防水、おサイフケータイには非対応です。
ZenFone ARのVR/AR機能について
ZenFone ARの一番のセールスポイントがVRのDaydreamとARのTangoに同時対応したということです。
VRは「仮想現実」を意味し、最近ニュースなどで取り上げられることも多いので、VRゴーグルを被った映像を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
DaydreamはGoogleの推し進めるVRプラットフォームで、臨場感のあるVR体験ができる代わりに要求スペックもかなり高いのが特徴で、他社のDaydream対応スマホもZenFone ARと同じくハイスペック端末でした。
これがなければVRができないということはないのですが、今後Daydream対応のハイクオリティなVRコンテンツが増えてきた時にはZenFone ARのスペックが威力を発揮することでしょう。
次にARは「拡張現実」を意味し、簡単に言えば現実の風景にスマホ上のグラフィックを合成して表示することです。
一番わかりやすい例はポケモンGOでポケモンを捕まえる時、ディスプレイでは現実のカメラ映像の中にポケモンがいるという形になっていますがこれはただ単に合成されているだけでなく、カメラの角度を動かせばポケモンも同期して見え方が変わります。
ポケモンGOの場合はジャイロセンサーという傾きを感じるセンサーのみで合成しているのですが、Tangoには周囲の空間を認識し記憶する技術が導入されており、部屋の中の家具など周囲の環境を立体的に感知することができるため、より精密なAR表現が可能となっています。
これらの機能は現状のスマホに求められている機能というよりも、より新しい技術分野への対応というべきもので、こうした最新技術に触れてみたいという欲求が強い人にはこのZenFone ARがおすすめの一台と言えるでしょう。
ZenFone ARのメリット・デメリット
ZenFone ARのメリットは以下の通りです。
- ハイエンドの性能
- DaydreamとTangoに同時対応
- 有機ELディスプレイ搭載
- DSDS対応
- ドコモ/au/ソフトバンクの周波数に対応
ZenFone ARは現状のスマホ全体でもトップクラスに位置するハイスペック端末です。
SoCこそGaraxyS8やXperiaXZ Premiumに搭載されているSnapdragon835の一つ前の型になりますが、メモリサイズではこれらの機種を圧倒しています。
メモリサイズの大きさは高い負荷のアプリを動作させたときなどに差を発揮するので、ZenFone ARがVRなどかなり高度な処理を行う事を念頭に設計されているのが伺えます。
VR、AR共に表現の中心となるディスプレイも有機ELディスプレイを搭載し、より美しい画面を実現しています。
スマホとして必要な通信機能でも日本の三大キャリアの周波数に対応しDSDSにも対応しているため、格安SIMを選ばない運用が可能です。
ZenFone ARのデメリットは以下の通りです。
- 8~10万円弱の価格
- 前面カメラの画素数が少ない
- 防塵・防水・おサイフケータイ非対応
ZenFone ARはZenFoneでも最高のハイスペック端末ということもあり、価格も高額です。
RAM6GB、ストレージ64GBモデルは8万円台、RAM8GB、ストレージ128GBモデルは9万円で税込では10万円オーバーです。
価格自体はスペックからすれば高いわけではありませんが、普段LINEやゲームをちょっとやるというくらいの人にはオーバースペックなのも確かです。
最高の性能、VR(Daydream)、AR(Tango)に興味がある人でなければスペックを持て余してしまう可能性もあるでしょう。
カメラ機能もZenFone3 Deluxeから変化がなく、デュアルカメラでないのはいいとしても前面カメラの800万画素はこの価格の機種としては少し物足りなさを覚えます。
また防塵・防水・おサイフケータイにも非対応なので、これらの機能が欲しい人は国内メーカーのスマホを購入しましょう。
ZenFone ARの発売日と価格
ZenFone ARはメモリ6GB、ストレージ64GBモデルが税抜82,800円(税込89,424円)、メモリ8GB、ストレージ128GBモデルが税抜99,800円(税込107,784円)で6月23日に発売しました。
販売は家電量販店やASUS Shopなどのネットショップ、格安SIMでは現在IIJmioおよびNifMoで取り扱いを開始しています。
IIJmioではZenFone ARを含む対象機種の購入で最大8,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中で、ZenFone ARは5,000円のキャッシュバックを受けられます。
参考:IIJmio
まとめ

ZenFone ARはZenFone最高のスペックを持つハイエンドスマホです。
価格は高いですが、DaydreamとTangoの同時対応など最新、最高を追い求める人であれば価格以上に魅力を感じるでしょう。
VRやARで未知の体験をしてみたい、新しい技術を体感したいという人はZenFone ARの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ZenFone ARは家電量販店やネットショップ、格安SIMなどで取り扱いを開始しています。
参考:公式サイト
取り扱い1:ASUS Zenfone Shop
取り扱い2:IIJmio
取り扱い3:NifMo
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