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台湾のASUSが展開しているZenFoneシリーズの最新作、ZenFone4は現在ZenFone4(ZE554KL)、ZenFone4 Pro(ZS551KL)、ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)の3機種が発売されています。
ZenFone4シリーズはデュアルカメラを全モデルに搭載していて、特にZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)は自撮り用のインカメラがデュアルカメラになっているという他機種にない特徴を持っています。
この記事ではZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)について性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のスペック
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のスペックは以下の通りです。
| 機種名 | ASUS ZenFone 4 Selfie Pro （ZD552KL） |
|---|---|
| ボディカラー | クラシックレッド、 ネイビーブラック、 サンライトゴールド |
| サイズ(H×W×D) | 約154.0×74.8×6.85mm |
| 重量 | 147g |
| OS | Android 7.1.1 |
| CPU | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz 8コア |
| メモリ／ストレージ | RAM 4GB／ROM 64GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大2TB) |
| ディスプレイ | 5.5インチ有機EL |
| 解像度 | 1920 x 1080ピクセル |
| カメラ | アウトカメラ：1,600万画素 インカメラ：1,200万画素+500万画素 |
| バッテリー | 3,000mAh |
| SIMスロット | nanoSIM x 2※ |
| 通信 | FDD-LTE：Band1/3/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE：Band38/41 3G（W-CDMA）：Band1/2/5/6/8/19 GSM：850/900/1,800/1,900MHz |
| DSDS (2回線同時待ち受け) | 〇 |
| Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 b/g/n |
| GPS | ○ |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
| 加速度センサー | ○ |
| 近接センサー | ○ |
| 指紋認証センサー | ○ |
| ジャイロスコープ | ○ |
| おサイフケータイ | × |
| 防水/防塵 | ×/× |
| ワンセグ/フルセグ | ×/× |
| NFC | ○ |
| 希望小売価格 | 4万2800円(税別) |
※SIMスロットの一つはmicroSDスロットと共用
まずSoCはQualcommのミドルスペックSoC、Snapdragon 625です。
前機種の無印ZenFone3に搭載されていたもので一年前のミドルハイSoCですが、現在でもハイスペックを要求されるゲーム以外では全く動作に支障はありません。
メモリは4GB、ストレージも64GBあり必要十分な容量を確保しています。
ZenFone4 Selfie ProはSIMスロットとmicroSDスロットが共用でDSDSを使うとmicroSDは使えなくなるため、ストレージ容量が64GBあるのは嬉しいところです。
ディスプレイは5.5インチの有機ELで解像度はフルHD(1920×1080)あります。
液晶よりも色表現に優れる有機ELディスプレイは写真や動画を美しい画面で見ることができるため、自撮りに特化したZenFone4 Selfie Proにフィットしています。
バッテリー容量は3,000mAhと標準的ながら1日の外出には問題ない容量です。
全体的なスペックは前機種の無印ZenFone3に近いミドルスペックですが、ZenFone3と比較してもメモリやストレージ容量、ディスプレイなど各所で向上しているので性能は実用に十分足るものでしょう。
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のカメラ性能など機能面について
ZenFone4シリーズは前述の通り全機種デュアルカメラを採用していて、このZenFone4 Selfie Proはアウトカメラ(背面カメラ)が1600万画素、インカメラ(前面カメラ)が1200万画素+500万画素になっています。
特にインカメラは1200万画素という画素数があり、通常と120度の広角カメラを撮影中に任意で切り替え可能と自撮り向けの機能が充実しています。
これまではインカメラで広角に撮ろうとすると自撮り棒など物理的に距離を離すことが必要でしたが、広角レンズがあることで室内など奥行きのない場所でも広い画を撮ることができます。
インスタなどに自撮り写真をアップする人にはうってつけの機能といえそうです。
こちらはZenFone4のアウトカメラ。
120度の広角はこれくらいの差があります
カメラ機能以外ではディスプレイ下部の指紋認証センサー、3GとLTEのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)、ジャイロセンサー、NFCなどの機能があります。
対応バンドはauの3G帯以外のドコモ/au/ソフトバンク回線に対応しており、auVoLTEにも対応しているので格安SIMを選ばない運用が可能です。
防塵、防水、おサイフケータイには非対応です。
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のメリット・デメリット
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のメリットは以下の通りです。
- ミドルスペックの性能
- インカメラにデュアルカメラ搭載
- DSDS対応
- ドコモ/au/ソフトバンクの周波数に対応
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)はミドルスペックで、無印ZenFone4には及びませんが現在市場にあるミドルスペックと比較しても平均よりやや上の性能を有しています。
ハイスペックを要求するのは最新のゲームくらいなので、それ以外では安心して使うことができます。
またZenFone4 Selfie Proの最大の特徴であるインカメラは1200万画素＋広角レンズのデュアルカメラで、自撮りに威力を発揮します。
更にDSDS機能に加え日本の三大キャリアの周波数に対応しているため、格安SIMを選ばない運用が可能です。
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)のデメリットは以下の通りです。
- SoCは無印ZenFone3と同じ
- 防塵・防水・おサイフケータイ非対応
ZenFone4 Selfie Proはストレージやメモリは容量アップしていますが、SoCは1年前の前機種の無印ZenFone3と同じです。
そのため、現在無印ZenFone3をはじめとしたSnapdragon625搭載のスマホを使っている人には買い替えるメリットが薄れます。
ZenFone4の登場に伴ってZenFone3も値下げされていて、1万円程度安く買えることを考えるとデュアルカメラとストレージ容量に価値を見出せるかどうかで評価も変わってくるでしょう。
また防塵・防水・おサイフケータイにも非対応なので、これらの機能が欲しい人は国内メーカーのスマホを購入しましょう。
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)の発売日と価格
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)は税抜42,800円(税込46,224円)で発売中です。
販売は家電量販店やASUS Shopなどのネットショップのほか格安SIMではUQモバイル、OCNモバイルONE(goo simseller)、IIJmio、DMM mobile、BIGLOBEモバイル、LINEモバイル、エキサイトモバイルで取り扱い中です。
BIGLOBEモバイルはSIMと端末のセット購入で最大23,000円分のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
取り扱い：BIGLOBEモバイル
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/biglobe-sim-cashback/”]
IIJmioでは現在オータムセールキャンペーンを実施中で、SIMとZenFone4 Selfie Proの同時購入で5,000円のギフト券がもらえます。
取り扱い：IIJmio
まとめ
ZenFone4 Selfie Pro(ZD552KL)は自撮りに特化したインカメラのデュアルカメラ化に加え、実用十分な性能とDSDS機能に3大キャリアに対応した周波数でカメラ面以外の性能にも手抜きのない一台です。
価格が4万円台と他のSnapdragon625搭載機と比べても少し高めですが、有機ELのディスプレイなどその分全体のスペックは向上しているため値段分の性能は持ち合わせています。
他機種にないデュアルインカメラで進化した自撮りを体験したい人は検討してみてはいかがでしょうか。
ZenFone4(ZE554KL)は家電量販店やネットショップ、以下の格安SIMなどで取り扱い中です。
- 取り扱い1：ASUS Zenfone Shop
- 取り扱い2：UQモバイル
- 取り扱い3：OCNモバイルONE
- 取り扱い4：goo SimSeller
- 取り扱い5：IIJmio
- 取り扱い6：DMM mobile
- 取り扱い7：BIGLOBEモバイル
- 取り扱い8：LINEモバイル
- 取り扱い9：exiteモバイル